院長のひとりごと

2021.08.12更新

今日は公会堂で医師会の講演会があって、午後から出かけました。講演会が終わって本当に久しぶりに鶴舞公園を散策しました。昔この近くに住んでいたので小学校の低学年までこの公園を自転車で悪ガキ仲間と走りまくっていました。この公園は明治43年の関西府県共進会を開催するための施設として作られたものを公園に作り替えたもので、元々は沼地であったところに新堀川の整備に伴って出る土砂を持ってきてできた名古屋初の大公園だったそうで、その頃はそんなことはちっとも知らずに自転車で走り回っていました。今日初めて知ったのですが加藤高明という愛知出身の首相の銅像もあったけれど、戦争の時に供出されてしまいそのまま台座のみ残っているのですね。いずれにしても昔ツツジの生け垣のあったところだと思うのですが向日葵の花が咲き誇っていました。こんな花畑があるのは全く期待していなかったので、咲き誇っているのをみてちょっと感動しました。昔からの蓮池の蓮はちょっと最盛期は過ぎたかなという感じですが、まだまだ蕾は一杯ありました。皆さんもお出かけになられてみてはいかがでしょう。人出は少ないですよ。向日葵

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2021.08.09更新

今日は台風が西日本を通過していきましたが、風の強い中、実家に行ってきました。その帰途、高速道路の先の方で多くの赤色灯の点滅が認められるので、最初何か大きな事故でもあったのかと思いましたが、近づくと警察車両が連なって走行しているのでした。皆赤色灯等を点灯しながら走っているので、なかなか壮観でした。護送車が多くを占めていましたが、ナンバープレートをみると島根、福岡、北九州、神戸など西日本の遠くに所属している警察車両ばかりで、ああそうか、昨日オリンピックが終了したために、東京都の警備の応援にかり出されていた車両かとわかりました。そうわかるとこの警備にかり出されていた多くな警察官の方たちは、警備の仕事に従事し、近くで行われていたかもしれないオリンピックの競技の直の観戦どころか、テレビ観戦ですら満足にできずに帰途についているのだなあと、仕事とはいえ本当にご苦労様でしたと感じざるを得ませんでした。オリンピック競技については、スポーツマンがこれを目指して日々鍛錬、練習を続け競技への参加を目指してきた訳なので、テレビ中継で中継されれば、感動を呼ぶシーンがあちらこちらで見られたのは当然でしょうね。メダルの数も最多となり、みんなの努力が多く報われて様々な感動の中、終わりました。ただ、このコロナ感染の拡大の中で無観客で行うという政府の決断とコロナ感染拡大の状況を見ると、果たしてこの状況下で行うことが適切であったかと疑問は残ります。またさらに言わせてもらうと、IOCが競技会の開催や開催地の決定権を持ち、まるで巨大企業のようになってしまっていると思います。おそらく開催に関しての大きな影響を及ぼしていたとも思われます。いつの間にか巨大企業化してしまったIOCは本来のオリンピック競技会の発足の理念からもうすっかりかけ離れてしまっているのではないでしょうか。アメリカのテレビ局の放映時間に合わせて競技時間を決めるなども金儲け主義の最たるものではないでしょうか。維持にはそれほどお金がかかるといわれるかもしれませんが、そのために競技会がゆがめられてしまっているのは本末転倒の最まるでたるものではないでしょうか。まるで4年に一度のIOCのショウになってしまっているのではないでしょうか。バッハ会長が無観客行われたために収入があまり入らなくて、競技場を新設したことに対して、新しい競技場はこれからも使用できるので無駄な出費ではないようなことを行っていましたが、いらんお世話です。巨大化して金儲け企業化したIOCは一度解体して、原点に戻って、もっと質素なボランティアに近いものに作り直すべきではないでしょうか。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2021.04.25更新

広島県で昨年10月、児童相談所に一時保護された10歳代の子どもが施設で死亡という事件の調査報告書の公表記事を読んだが、内容を読んでなんだこれはと思った。児相が子どもの希望に反し、半年以上母親との面会を制限され続けていたことが原因で、とうとう悲しみのあまり自殺したということですが読んでいて悲しくなった。経済的な理由で子供が児童相談所に預けられたということだが、子供は母が恋しいので一緒に暮らすと言うことまででなくても、とにかく一度会いたい気持ちが募っていたのであろうと思われる。そんな気持ちを理解しようともせずに会わせないようにしていたら、子供は悲しさのあまり自殺をしてしまったと言うことである。子供のこれほどの悲しみも理解できずに会わせないように原則では引き離しておく期間が2ヶ月のものを、家裁に審判を申し立てまでして6ヶ月に延長したとのこと。経済的な理由であり、家庭内虐待でもないのに、なぜ会わせない期間の延長をしなければいけないのか理由が理解できない。10代の子供が遺書のを残して自殺するほどの悲しみを持った子供の精神状態すら理解できないような児相の職員には、一体人間の血が流れているのだろうかと疑いたくなる。事務的にすきてもない仕事をするだけの職員ならいない方がましで税金の無駄遣いだと思う。センターの内山偉文所長は「重く受け止め、対策に取り組む」とコメントしているが、10代の多感な子供を死に追いやった責任はそんなことですむ問題ではないと思う。関わった職員は自分を恥じて辞職するべきでしょうに!

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2021.03.22更新

3月21日に実家のお墓参りに行ってきました。連休の日でしたが、午後からの日帰りで出かけました。お天気はよかったのであちらこちらに春の訪れを感じました。この3ヶ月近くどこにも行かずに、家とクリニックの往復の毎日でしたので、ああ、もう春なのだなあと感じました。3本ある桜の木のうちの栗林の中の1本が咲きになっていました。

桜2桜1

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2021.03.21更新

3月14日に九州新幹線に流れ星新幹線が走り抜けたとニュースになりましたが、コロナ下で行動の制限が続く日本に素晴らしいことだと感心しました、そのネーミングが素晴らしいの一言に尽きます。夜空に一瞬だけ輝く流れ星に願いをかけることと言うことは誰でも知っていることで、コロナの影響で営業成績も著しく落ち込んでいる新幹線が放つイベントとして、すべての人たちが早く終息して欲しいと心から願っている思いを、高速で走り抜ける列車を流れ星に見立てて明るい明日に向けて運行したという扇子の素晴らしさに感動しました。この光はきっと行動の自粛で萎縮している人々の心の中を明るく照らしたことだろうと思われる素晴らしいイベントだったと思います。もっとこういうイベントが増えるとよいなあと心から思います。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2021.01.01更新

あけましておめでとうございます。コロナでくれコロナで明けた年ですねえ。年末年始が第三波の第三波のまっただ中になってしまい。街も例年の賑わいを欠いて、ひっそりとしています。例年なら年末の大賑わいが収まって元旦の1日だけ静かになってお正月を感じるのですが、今年はその静けさが例年とは異なり、コロナ下で街の活気を失った静けさで少しさみしい気持ちになります。感染押さえ込みの決定が遅れて最終的に一年のうちの一番の賑わいの時期を押さえ込まないといけなくなって、ある意味最悪の事態になっています。そのへ変異ウィルスの国内への感染。果たしてワクチンの効果がどれほどで出てくるのか、インフルエンザウィルスのように変異を次々起こし、ワクチンの効果がどの程度まで保たれるか、今ひとつこの後の見通しが立たない状態です。皆さんもくれぐれも感染にはお気をつけてお過ごしください。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2020.05.05更新

お子さんを望まれて受診されるご夫婦にときどきお話ししていることです。結婚後3年くらいは経過されているご夫婦でいろいろお話を伺ったあとで、することのあるお話です。
 端的に言うと男性の時間感覚と女性の時間感覚はかなり違うと言うことなのです。もうちょっと具体的に言いますと、男性にはカレンダー通りのまた曜日による時間観念にしかありません。しかし女性にはカレンダーと異なる時間のスケジュールとでも言うべき物があるのです。それは生理周期という時間なのですね、女性にとっては、自分の体の変化が一つの生活リズムなのです。そろそろお排卵なのかなとかそろそろ生理かなと言う時間の動きです。このような生理周期の時計は男性にはありません。妊娠初期の男性になるぞと言う男性ホルモンが妊娠6-7週で働き始めると壊れてしまいます。男性は生まれてこの方カレンダーの生活リズムしかありませんので、女性の生理周期という時間の刻みがわかりません。ほとんどの男性は奥さんの生理時期を知らないのではないでしょうか。なんだか今日は機嫌が悪いなあとか声をかけても返事がないなあとか思うくらいで、なんじゃらほいという程度にしか理解できません。かなり生理痛が強い奥さんの場合では敏感な旦那さんは、おっ生理かなと思う程度で、もうじき生理のはずなどということを考えることはないのです。ですから排卵日なんてとんと無関心なのですよね。お子さんが欲しいとお考えのご夫婦だと、旦那さんが帰宅して食事が済んだ頃に今日排卵日なんだけどとか奥さんが切り出して、ああ、そうなんだと思うくらいなんです。でも、今日は仕事で疲れ果ててとてもそんな元気ないなあとか、最悪一杯飲んできてそんな気になれないとか思って、疲れているから今晩は勘弁だ。とか言おう物なら奥さんの怒りや悲しみに火をつけてしまいます。これはブスブスと不完全燃焼をして、その場では表面上は炎が上がったりはしませんが、繰り返し同じことをやらかすと爆発したりしかねません。面と向かって怒れない奥さんの場合、悲しみだけが深くなり心が深く傷つきます。他の例で言うと早くご主人か帰宅して奥さんが忙しそうに食事の支度やら他の仕事などをしているのをみて、何気なく(悪意は全くないのですが)「忙しそうだねえ何か手伝おうか?」と声かけて、「そんなこという前に手伝ってよ」とイライラしながら支度をしている奥さんの怒りを誘発してしまうのと一緒です。
奥さんは月に一回の排卵日をタイミングを逃すまいと毎日基礎体温などを測りながら指折り数えているのです、しかし、残念ながら生理周期という物を持たない男性は奥さんの排卵日がわかって仕事配分をしているわけではないので。夫婦間に溝が発生しかねません。ですから初診時などにいろいろ事情をお聞きして、このようなことが起こっていそうな場合には生理的に男性と女性に根本的な差があること、日頃から気軽にもうじき排卵日かなあとか話せるような雰囲気を作られるようにお話をしたりしているのです

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2020.04.29更新

いわゆるゴールデンウィークの祝日となりましたが、テレビでは観光地のお花で有名であったりするところが、人の集まりを避けるために花を切り取ったりしたのを報道しています。大変悲しいですね。太陽の光を浴びて一生懸命花を咲かせているのに、これらの花などの周りに柵を大きくもうけたりして近寄れなくするのではいけなかったのかなと切り取られた痕が映し出されるのを見て思ってしまいました。咲いていれば来る人が出てくるという断腸の思いでのこととは思いますが、切り取りの作業をしている人の花を切り取るときの思いはどうだったのでしょうか。本当に心が痛んだのではないでしょうか。一方でパチンコ店とそこに通う客のニュースが流れ、客へのインタビューで客が「コロナにかかっても気にしてないから」とか答えているのを見ると、こういう客の顔はそのまま映すべきだろうと思うし、入店に行列している客の顔をまともに映しててはどうかと思ってしまいます。こういう人たちはもし自分がかかれば、青くなって救急車を必死に呼ぶ人たちですね。自分がかかって最悪死に至ってもそれは自業自得ですが、それまでの間に他の人にうつしまわる可能性が高いことや、患者として運ばれてきてしまえば、医療関係者が感染のリスクをもって治療に当ざるを得ないことに考えが及ばないのでしょう(どこかのゴルフをしていた有名人も同じような意識ですが)。こんな愚かな人たちに感染ウィルスをばらまかれて病気にかかり最悪死に至ったりすれば死んでも死にきれないでしょう。きれいに咲き誇っている花を切り取らなければならない地元の人たちの、この地域への感染を持ち込まれたり、観光客の相互感染の拡大を引き起こしては絶対にいけないとの強い思いを考えると情けなくなります。あまりにも、この感染症の他人への感染拡大をおこす責任に対する意識の差に愕然とし、情けなくなります。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2020.04.29更新

うちは初診の予約が取りづらくて患者さんからのクレームが多くあります。これは私が初診の方にあれこれ伺いながら、今後どういう風に検査や治療を進めるのが最適かを決めていくらかです。初診ですと30分から1時間近くかかることもありますので予約を入れる際に予約できる時間枠が最低でも30分空いていて、その後に時間を決めて行わないといけない処置がない時間枠でないといけないからです。ですからご夫婦の年齢、血痕からどれくらいたっているか、妊娠を試みられてからどれくらいか?ご主人の帰宅時間と疲労度をはじめいろいろお聞きして、おそらくご夫婦の日常生活の現状がこんな感じであるかどうかを確かめます。それを加味してどう検査や治療を進めるかをお話ししているのでどうしても長くなってしまいます。なぜこのように時間をかけてプライベートなことまで聞いているのかというと、実はこの数年、特にこのところ結構他の人には言いにくいという事情をお持ちになっている方が多いからです。こういう事情はご本人からは言い出しにくいという気持ちもあり、通り一遍の問診だけではわかりかねることもあるからです。ご本人が言い出しにくいということもありますので、そのあたりを聞き出さないといけません。こういう事情を知らずに治療を組み立ても結果に結びつきにくくなります。最初は必要最小限の検査を行いつつ、経過を見ていて気がつくことで必要と思われることがあれば検査を追加していきます。最初にどっと検査をされる施設もありますが、それで異常の検出される可能性が高ければ必要でしょうが、大部分、ものによっては97%くらいは問題がないというような検査もあり、経過を見ていればわざわざ検査を行わなくてもわかる検査をスクリーニングのように行っても患者さんに不必要なお金を支払ってもらうだけということになるので、とにかく最初は必要最小限の検査しか行いません。うちは基礎体温すらも通院されるのなら必ずしも続けて記録することは必要としません。また治療はご夫婦の現状からはこのような方針がだとうかなと思うものを一般的に治療効果からご提示しますが、その治療を行われるかどうかはご夫婦のお考えを優先にしております。なぜかというとお子さんがなかなかできないといっても、お子さんがいることがそのご夫婦の人生設計にとってどれくらい重要であるかというのが一番重要視されないといけないことだからです。これはご夫婦の間でも差があることがよくあります。でも一番優先されるのは。女性の気持ちですね。なんといっても人間の歴史の妊娠分娩というイベントは女性が自分の遺伝子を持った子孫を残したいという気持ちに基づいているのですから

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2020.04.15更新

とうとう医療崩壊の序章が始まりましたね。どうもこんなことをしていると最悪の事態になりかねませんねえ。大体PCR検査を受けるのに保健所や情報センターの許可が無いと出来ないという愚かなシステムにしたままなのがまず間違い。無闇に検査をすると医療崩壊に繋がるとテレビでコメントしている医者をテレビでよく見ましたが、頭おかしいのかなと思ってしまいました。感染しているかも知れない人たちを感染と診断してしまうとベッドが無くなるというのは浅はかな考えとしか思えませんねえ。やっと少し行おうとしてきた感染者で軽症者はホテルだとか、最悪あなたは感染者なので2週間は少なくとも自宅で様子を見ていてもらいますでいいと思いますよ。もし症状が悪化したらその時点で病院に収容すればいいのであって、感染している人を診断してしまうと困るので検査せずに野放しにして感染を広げてしまうと言うことの恐ろしさを考えていないのでしょう。目先のベッドの埋まることを心配ばかりして、最終的には崩壊してしまうのに。さっさと他の国で行っているようにドライブスルーのように検査を行っていくか、どこかに拠点を作って検査をどんどんして陽性と思われる人の後の行動や症状の出具合のチェックを大がかりにするべきでしょうに。検査を保険の適応にしましたとかもいっていましたが、自由に検査も出来ないものを検査料を保険の適応にもへったくれもないでしょうに。それと緊急事態宣言出るぞ出るぞとお化け屋敷のように言われて、いざ出てみれば、なんじゃこれ??です。出すならいっそ2週間だけは皆さん店を閉じて、仕事にも行かないでくださいと言って外国のように厳重に人の接触を禁止してしまえば、2週間だけならまだ会社もお店もなんとか我慢してもらえたのではないでしょうか?だらだら自主規制みたいにやっていくと本当にお店など立ちゆかなくなります。アルバイトを解雇したりするようになります。2週間だけ我慢して、その分をある程度保障しますと言い切ればいいのですが、あっちのいけんこっちの意見を聞いて中でうろうろしていては中途半端なことをしているのが最悪です。この決断(独断的でもいいのですが)を行えるかが上に立つものの力量でしょう。こういうときに大英断を行えない(結果的には後によかったと評されるか悪かったと評されるかは別にして)と経済状態はどんどん悪くなって言ってしまいます。乱世の英雄という言葉がありますが、今が乱世ではないでしょうか?

投稿者: いくたウィメンズクリニック

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