院長のひとりごと

2023.06.05更新

今日帰途中にドーン、ドンと響く低音が響いてきたので、外を見ると花火が見えました。そうか6月になったので,熱田祭りだったかなあと気付きました。熱田祭りはいつも夏という気候に入る前の、日が落ちてまだ肌寒い時もある時期に行われるので、いつも祭りの終わりの花火の時に気付くのです。帰り道の道路沿いの見晴らしのよいところに人が集まっていて花火見物をしていました。私もちょっと止まって花火を見ておりました。花火好きの父が健在だった頃は夏になるとあっちこっちの花火を見に連れて行ったものでした。最近はとんとわざわざ見に出かけることもなくなりました。熱田の花火は所謂夏の祭りの打ち上げ花火の開始よりも1ヶ月以上前に行われます。熱田神宮には浴衣を着た若い女性がたくさん集まります。友達同士だったり恋人とデートだったりといろいろですが,浴衣姿を見て、ちょと寒くないかなあと心配になりますが、そうかもうじき夏になるんだと感じられて楽しいものです。祭りと言うくらいですから神社などの神を祀るための神事であったものが,今や神様はさておいた、ぶらぶらと参道に出ている屋台を冷やかしながら楽しむ人たちの集まりになっていますね。本来神に奉納する行事も、行事自体がその祭りの中心になって、人が集まるようになってしまっていていますね。テキ屋の人たちもこの祭りに店を出すために日本のあちらこちらを移動し、夏の時期はかき入れ時ですね。昔の1年を20日で過ごすよい男ではありませんが、この時期だけが働き時ですね(最もお相撲さんはもうそんな優雅な生活では全くありませんけど)。こんな情緒豊かな季節である夏ですが、このところ温暖化と気候変動のせいで、まだ夏にもなっていない時期からの異常高温、おとといのような線状降水帯の発生とか大変な気候になってきていて、夏の真っ盛りには異常高温が続きます。様々便利さと引き換えに、電気に頼りきった生活を送っている現代人から発生する電力不足。今年は電気料金も中部地方は値が上がりませんでしたが,他の電力会社は燃料の価格高騰から値上げになってしまっています。今年の夏は大丈夫でしょうか?高騰した電気料金への節約や異常気温の性で命を落とされる方達が多くなったりしなければよいけれがと心配してしまいます。オッと私もその中の一人か。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

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