院長のひとりごと

2022.01.01更新

年末が近づいた頃に郡名古屋市立大学学長から一冊の本が送られてきました。大学に所属していた頃から懇意にしていただいておりましたが、大学を離れてからは医会の会合などでお目にかかることがたまにある程度でしかありませんでした。中部経済新聞に掲載していた文章をまとめた新書本を出されたとのことでわざわざお送りいただきました。本に謹呈の文書を自筆でおかきいただいてあり、本のご説明の文章も添えられていてあったので、私に読んでみてくれとおっしゃっているのだなと思い、空いた時間を見つけて読み始めました。結構と言っては失礼ですが、興味深い文章でなるほど私がお会いすることになる前にはこういう経験をして見えていたのかと一気に読み進めました。郡学長は生まれ月は同じ1月で、丁度2歳年上ですが、お会いしているときの印象と違ってものすごくactiveに活動されていたのだなあと感心しました。私も大学に所属していたときに腹腔鏡による手術をまだ腹腔鏡で手術などできるのかと思われていた時代に始めましたが、郡先生も内視鏡に注目されていたとは知りませんでした。現在は新しい様々な機材を整えて最先端の腹腔鏡手術も可能になっているようです。なるほど泌尿器科の教授から病院長、医学部長、学長と上っていかれ、2つの名古屋市の公立病院を名市大に統合して公立大学としては最も大きい大学病院を作り、更に他の学部もどんどん拡大していく、名古屋市立中央看護学校を大学に吸収するというような活発な活動をされている理由が、さまざまな経験に基づいているのだなあと、なるほど最近の大学の急速な変革が理解できたような気がします。阪大の学生時代にスズメバチに刺されてアナフィラキシーを起こした際のお話は非常に興味深く、勝部先生という偶然宿泊施設に泊まり合わせた医師が、血圧低下が起きているが薬がなかったために手足を水で冷やすように指示され、おかげで窮地を脱したという話が紹介されていて、これこそ医者の本来の姿であろうと感心しました。とかく、薬や機材に頼りがちな現在の医療状況に対して耳が痛くなる話だなあと思いました。なかなか興味深い本だと思いますが郡学長をご存じない方には私ほど面白いとは思われないかもしれませんが、興味を覚えた方はご一読されてはいかがでしょうか。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2022.01.01更新

明けましてお目道後ございます。昨年末もいろいろな書類やら溜まった雑用やらで、30日夜までかかってなんとか片づけ、やれやれという明けてのお正月です。しかしこれからがまた大変で、お正月から届く年賀状が昨年末に年賀状が出してあったかどうかでチェックが一仕事。昨年はうちの母が亡くなったために年賀状を出していないので、出し忘れた方たちがたくさん出て失礼しているのではと戦々恐々。まあ大学で医局長をしていたときの450枚を超える枚数よりは、半分くらいなのでまあましですが、昨年買い換えた新しいプリンターの調子がおかしくて、年に一度一番活躍してもらわないといけない時期にトラブって焦りました。60枚近くが使用不能になってしまい、慌てて郵便局に走ったりして完成までに日にちを要しました。でもいろいろ皆さんから送っていただく年賀状を見ながらあれこれ考えます。私が治療で関らせていただいた方たちから年賀状をいただいた場合にそのまま年賀状のやりとりが続いていて、お子さんの成長をお知らせいただいたりしています。もう成人して社会人になっている場合もありますし、もうお孫さんができている方達もみえます。お子さんのお顔の写真が着いている年賀状を見ながら、女の子の場合お母さんに似て美人にすくすく成長しているなあとか、男の子だと美男子になるなあとかあれこれ思いながら拝見しております。こういうお子さんたちの中から将来の日本を背負って動かしていくような人たちが出てくるとうれしいなあとか、ご両親を大事に思ってくれるお子さんに成長してほしいと願っています。こういう感想を持てるのは産婦人科医の特権でしょうかね。さらに、こういう方たちからの年賀状にはかなりの頻度でお体をお大事にと書かれています。、昔はそれほど何も感じなかったのですが、最近はそうだなあ、健康には気をつけないととしみじみ有り難く感じております。後輩の医者からも私より若いのに、仕事を続けるのが大変というような文章も目にします。一方で私の先輩の先生方からのお元気そうな年賀状を見ると、私もまだまだ頑張らなくてはと思ったりもしております。このように休日が続く時期などは、残念ながらまだお役に立てていない方たちに一刻も早くお役に立たなければとのと思いから、数年前くらいからの様々な論文や学会発表のメモを見直しをします(20年以上前から読んだり聞いたりした内容の要点を見返すために簡略にノートに記載してあり、数センチの厚みになっているのです)。以前目にしたときは大した発表ではないと思ったけれど、ひょっとするとこの方法はあの方に効果があるのではないかとかじっくり考えることのできる時間なのです。今日は年賀状のチェックで終わってしまいますが、明日明後日とじっくり読み返す予定をしております。時々、医会の仕事やそのほかの仕事など、多忙な生活にどうしてそんなに仕事人間なのとよく同級生に聞かれるというか、呆れられますが、魚の鰹は常に泳いでいないといけなくて、泳ぎを休むと死んでしまうのだそうで、私の名前通り魚の鰹と一緒なのかなぁと思っております。まあただの貧乏性とも言えますけれどね。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

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