院長のひとりごと

2012.03.07更新

早いもので、もう啓蟄も過ぎてしまいました。少し前に雨水で長く厳しかった冬から本当にすこし暖かくなって日本の72候24節気というのはたいしたものだなあと思っていたのですが。日本人の昔からの生活の中での自然の観察から作り出された節目ですが、昔の人の観察の鋭さには驚きます。こういう節気ごとの旬な食材やお魚、俳句などいろいろな情報を配信してくれているのが、"くらしの暦"というアプリで結構楽しめます。日本の四季の移ろいを文字と写真で楽しませてくれます。
日曜日に実家の鳳来寺に行って来ましたが、裏庭の梅の花が7分咲になっていました。もうずいぶんの老木で幹などにも日本書画に描かれる梅の木のような斑が入っております。毎年いつの間にか、そっと見てくれる人がいなくても鮮やかな花を咲かせています。思わず"東風吹かば"と菅原道真公の句が浮かんできました。今年は梅の開花が遅いと言われていますが、それでもだんだんと春が近づいていますね。もうじき蕨、薇が出てきて筍がにょきにょき顔を出し、鶯が鳴く春になるのも間近ですねえ。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

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