院長のひとりごと

2022.08.21更新

いつの間にか蝉の声も一時のような勢いが静まりなく蝉の種類も変わってきたもこの2-3日、夜の帳が降りてくると草むらで虫がその存在を主張するかのように鳴き集いているのが聞こえてきます。いいですねえ、こういう虫の声が響いてくるのは私たちにははっきり自覚されなくても、虫は秋の匂いを嗅ぎ取って季節が移り変わってきているのを知らせてくれます。いろいろな秋の虫が鳴き声を競うように草むらで音楽会を催している様は精神的に安らぎを覚えます、夜も更けて、漆黒の闇が支配する時間に昼間の熱風も収まり、ちょっと涼しさを感じられる時間に、耳に目を閉じて鳴き集く虫の音が耳をくすぐる中に眠りにつくというのは何という贅沢でしょうか。窓を通してうまく虫の音が聞こえてこないときのためにCDを持っている私は持っている私はマニアックでしょうか。。。。。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2022.07.08更新

来院されている方からこんな人形をもらいました。

 

 マリオ人形


投稿者: いくたウィメンズクリニック

2022.07.04更新

またもや警官に交通違反をして逃げた黒人が撃たれ死亡したニュースが流れている。なんと警官8人で計60発の銃弾のあとがあるとのこと、どういう精神状態でこういうことになるのであろうか?単純な集団心理では済まない事件である。リボルバーにしろオートマチックにしろ8人で撃ったのならばみんな銃に装填されていた銃弾を撃ち尽くしたと言うことであろう、発砲の音を聞いてもほとんど自動小銃を撃っているかのごとく発砲音が続いている。なぜに一人で逃げるだけの相手に次から次に集団を浴びせなければならなかったのか。これは警官の銃を使うことに対する意識に問題があると思われる。相手が銃を持っていると思われるのなら発砲が許されうる。そして腰にはいつでも使用できる状態の銃を携行している。ライフル協会は西部劇の時代から身を守るための銃は必要としているが、弾倉が空になるまで発砲しつづける必要性がどこにあったのだろう。犯人に1発明中すれれば十分であろう。この事件は手許に銃があるような状態で興奮状態の人間が冷静に判断できずにいかに危険かを物語っていると思われる。たとえ1発の発砲でも、発砲の妥当性が問われる日本の警官とは大違いである。殺傷力の大きい武器を使用するという意識の薄い米国の闇は非常に深い。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2022.06.25更新

4月から体外受精や人工授精が保険化されたのですが、もう大変。時間がかかるし、患者さんの診察は遅れるばかりになってしまって。おまけに治療に必要な注射液も足りない、この前は注射器すら届かない感じになって大慌て。更に薬も卸に注文してもありません、出荷制限がかかっていますで手に入らない。治療が不完全になってしまいます。使おうと思う薬が使えないとか、患者さん一人一人に対しての丁寧な治療方針が立てられない状態です。画一的な治療方法でしか行えない。それも薬剤が不足して十分でない。厚労省は何を考えているのでしょうか?患者さんを妊娠させてあげようという思いがあると思えません。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2022.03.30更新

連日ウィルスミスの平手打ちの件が報道されていますが、どうもコメンテーターやアカデミー協会の言っていることに納得がいかない。平手打ちは暴力ではあり容認できないのはわかりますが、どうも事の発端を置き去りにしていることがおかしい。この事件のもとは司会のコメンテーターがウィルスミスの奥さんの病気で頭を丸坊主にしている事をジョークにした事によるものです。このジョークが問題視されていないのがおかしい.司会者がコメディアンだから笑いをとろうとしているのがおかしくないと言う意見も出ているのが、更に違和感を思えます。プロならば他人の容姿の欠点だとかを笑いの種にしては絶対にいけないのは知っているはず。LGBTなどいろいろなマイナーな存在の人に対して容認し擁護する様な国で、このジョークはあり得ないと思う。それを問題視しているマスコミや一般人がとんと出てこない。自分の家族を大過剰の観客の前で笑いものにされて、そのくだらないジョークに観客が大爆笑をしているとしたら、冷静にいるのは難しくあの行動に出てしまうのは理解できます。アカデミー協会が調査を行うといっているけれど、事の発端を問題視せずに結果の平手打ちだけを問題にして、一番問題な発現をした司会者はほとんど被害者扱いになっている。日本のマスコミもですが。どうも納得がいかない。弱いものいじめのジョークに大笑いした会場の出席者は大いに恥じるべきだと思う。

 

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2022.03.06更新

umenohana今日は患者さんの注射を終えてから実家に行ってきました。2-3日前に少し温かになってきたと思っていましたが、天気予報の伝えていたとおり寒い一日となりました。でも侘び助の花や木蓮の蕾みもかなり膨らんでいてきていました。梅はほぼ満開でした。例年からすると1ヶ月遅い状態だそうで、今年の寒さが厳しかったためでしょう。このようにいったんは寒さが戻ってきたものの三寒四温を繰り返しながら春は近づいてきます。しかし、心はちっとも春めきはしません。ウクライナはニュースを見る限り春という気持ちは遙か遠いと思われます。事の発端は独裁者の情勢の読み間違いですね。今まで行ってきたように軍隊を用いた力で制圧してしまえばすぐ片付くと思ったのでしょうが、昔と違ってSNSをはじめとしてものすごい勢いで簡単に映像・音声を世界のインターネットに携帯からアップロードできてしまい。世界中が今起きていることをリアルタイムに知ることができてしまう。また世界中の国々がこの侵攻に対して反対の意思を表明したことでしょう。どんどんロシアの世界からの孤立が際立ってきています。追い詰められて苛立ちから核の使用すらちらつかせています。政敵を徹底的に抹殺してきた独裁者は今や裸の王様で、誰も止めることはできていません。この事態の進み具合はなんとなく第二次大戦直前のどこかの国の状態になりつつあるような気もします。ちょっとではなく大変気がかりです。またこの侵攻が成功裏に終われば、日本のすぐ近くでこの進展状況を静かに見ている中国も同じようなことを始めるでしょう。今現在は台湾侵攻のタイミングを見計らっている状態ですから。日本など中国大陸から分離してできた島国で、地図を見られればよくわかるように、中国が太平洋へ進出するための邪魔くさい浅瀬というほどの存在でしかありませんから、まずは台湾を取って、その窓口を拡大してくるでしょう。まさに今世紀最大の危機であるかもしれません。少なくとも世界史に残るような。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2022.01.01更新

年末が近づいた頃に郡名古屋市立大学学長から一冊の本が送られてきました。大学に所属していた頃から懇意にしていただいておりましたが、大学を離れてからは医会の会合などでお目にかかることがたまにある程度でしかありませんでした。中部経済新聞に掲載していた文章をまとめた新書本を出されたとのことでわざわざお送りいただきました。本に謹呈の文書を自筆でおかきいただいてあり、本のご説明の文章も添えられていてあったので、私に読んでみてくれとおっしゃっているのだなと思い、空いた時間を見つけて読み始めました。結構と言っては失礼ですが、興味深い文章でなるほど私がお会いすることになる前にはこういう経験をして見えていたのかと一気に読み進めました。郡学長は生まれ月は同じ1月で、丁度2歳年上ですが、お会いしているときの印象と違ってものすごくactiveに活動されていたのだなあと感心しました。私も大学に所属していたときに腹腔鏡による手術をまだ腹腔鏡で手術などできるのかと思われていた時代に始めましたが、郡先生も内視鏡に注目されていたとは知りませんでした。現在は新しい様々な機材を整えて最先端の腹腔鏡手術も可能になっているようです。なるほど泌尿器科の教授から病院長、医学部長、学長と上っていかれ、2つの名古屋市の公立病院を名市大に統合して公立大学としては最も大きい大学病院を作り、更に他の学部もどんどん拡大していく、名古屋市立中央看護学校を大学に吸収するというような活発な活動をされている理由が、さまざまな経験に基づいているのだなあと、なるほど最近の大学の急速な変革が理解できたような気がします。阪大の学生時代にスズメバチに刺されてアナフィラキシーを起こした際のお話は非常に興味深く、勝部先生という偶然宿泊施設に泊まり合わせた医師が、血圧低下が起きているが薬がなかったために手足を水で冷やすように指示され、おかげで窮地を脱したという話が紹介されていて、これこそ医者の本来の姿であろうと感心しました。とかく、薬や機材に頼りがちな現在の医療状況に対して耳が痛くなる話だなあと思いました。なかなか興味深い本だと思いますが郡学長をご存じない方には私ほど面白いとは思われないかもしれませんが、興味を覚えた方はご一読されてはいかがでしょうか。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2022.01.01更新

明けましてお目道後ございます。昨年末もいろいろな書類やら溜まった雑用やらで、30日夜までかかってなんとか片づけ、やれやれという明けてのお正月です。しかしこれからがまた大変で、お正月から届く年賀状が昨年末に年賀状が出してあったかどうかでチェックが一仕事。昨年はうちの母が亡くなったために年賀状を出していないので、出し忘れた方たちがたくさん出て失礼しているのではと戦々恐々。まあ大学で医局長をしていたときの450枚を超える枚数よりは、半分くらいなのでまあましですが、昨年買い換えた新しいプリンターの調子がおかしくて、年に一度一番活躍してもらわないといけない時期にトラブって焦りました。60枚近くが使用不能になってしまい、慌てて郵便局に走ったりして完成までに日にちを要しました。でもいろいろ皆さんから送っていただく年賀状を見ながらあれこれ考えます。私が治療で関らせていただいた方たちから年賀状をいただいた場合にそのまま年賀状のやりとりが続いていて、お子さんの成長をお知らせいただいたりしています。もう成人して社会人になっている場合もありますし、もうお孫さんができている方達もみえます。お子さんのお顔の写真が着いている年賀状を見ながら、女の子の場合お母さんに似て美人にすくすく成長しているなあとか、男の子だと美男子になるなあとかあれこれ思いながら拝見しております。こういうお子さんたちの中から将来の日本を背負って動かしていくような人たちが出てくるとうれしいなあとか、ご両親を大事に思ってくれるお子さんに成長してほしいと願っています。こういう感想を持てるのは産婦人科医の特権でしょうかね。さらに、こういう方たちからの年賀状にはかなりの頻度でお体をお大事にと書かれています。、昔はそれほど何も感じなかったのですが、最近はそうだなあ、健康には気をつけないととしみじみ有り難く感じております。後輩の医者からも私より若いのに、仕事を続けるのが大変というような文章も目にします。一方で私の先輩の先生方からのお元気そうな年賀状を見ると、私もまだまだ頑張らなくてはと思ったりもしております。このように休日が続く時期などは、残念ながらまだお役に立てていない方たちに一刻も早くお役に立たなければとのと思いから、数年前くらいからの様々な論文や学会発表のメモを見直しをします(20年以上前から読んだり聞いたりした内容の要点を見返すために簡略にノートに記載してあり、数センチの厚みになっているのです)。以前目にしたときは大した発表ではないと思ったけれど、ひょっとするとこの方法はあの方に効果があるのではないかとかじっくり考えることのできる時間なのです。今日は年賀状のチェックで終わってしまいますが、明日明後日とじっくり読み返す予定をしております。時々、医会の仕事やそのほかの仕事など、多忙な生活にどうしてそんなに仕事人間なのとよく同級生に聞かれるというか、呆れられますが、魚の鰹は常に泳いでいないといけなくて、泳ぎを休むと死んでしまうのだそうで、私の名前通り魚の鰹と一緒なのかなぁと思っております。まあただの貧乏性とも言えますけれどね。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2021.11.19更新

今日の夜は珍しい月食が見られ、大勢の方が欠けた月をご覧になったことと思います。私も完全に欠けた月を見たかったのですが、6時10分では診察中で見られませんでした。でも終わってすぐに通りに出てみると東の空にまだ虫食いの痕のように右上が欠けたお月様を見ることができました。なんとなく嬉しくなってしまいました。単純な精神構造です。月食

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2021.11.07更新

今日はウィンク愛知のミネラルマルシェに行ってきました。鉱物、宝石などの展示即売会です。こういうところを見て歩くのが大好きですね。意外と女性が多いのに少し驚きました。まあ宝石に属するものも多く展示されているので当たり前かもしれませんが。昔は鉱物、宝石などを見て回ったのですが、今回の目当ては珍しい鉱物や化石と隕石を主に見て歩きました。隕石専門のお店があっていろいろなところで採取された隕石が並んでいました。パラサイトセリコという珍しい隕石はかんらん石を含んだ隕石ではじめてみたものでした。同様にアルタイは金属を磨いただけのように見える隕石です。最も業者の方が磨いてスジの状態を見やすいように加工してあるのですが。行きつ戻りつ往復を繰り返して2つほど購入しました。化石のお店は1軒だけでモロッコのモササウルスの大きな歯が歯根から砂岩の中に埋もれているものなどがあり、昔学会でモロッコに行ったときに化石をあれこれ買い込んできたこともあり、懐かしい思いもあり欲しいなあとも思いましたが、かなり大きなものなので買って帰るとブーイングが出るのが目に浮かび喉から手が出そうなのを我慢してアンモナイトのそこそこ大きなものや三葉虫の化石を買いました。こういうものを見ているとこう言う恐竜などが地球上を動いていたときのことを想像してわくわくしてきます。隕石は遠い宇宙の遙か彼方から飛来した物質で地球がまだ発生したか、していななかった頃宇宙空間を漂っていたものということで、こう言うものを見ていると地球の歴史も宇宙の歴史からするとほんの一瞬で、そのまた一瞬のそのまた一瞬を自分が生きていると言うことでしかなく毎日の些末なストレスも一気に消え去ります。歴史で今から150年遡れば江戸時代の末期で、刀を差している武士が町を当たり前に歩いていたわけで、若い頃はそういうことはピンとこなかったのですが、150年前というのはほんの少し前というわけで、時代はものすごい勢いで変わっていっているのです。体外受精でも1978年に赤ちゃんが誕生した頃から40年すこしです。患者さんに体外受精のお話をするときに今までの変遷の話をすると患者さんが不思議な表情をされるのですが、そうかこの時代はまだこの方は生まれているか、いないかの話なのだなあと思ってしまいます。周りの町並みを見てもすごい勢いで変化して言っております。10年一昔とはよく言ったものです。


化石隕石

 

投稿者: いくたウィメンズクリニック

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