もう立秋だそうで、涼風至という候になりました。本当に現実の暑さを考えると、何が秋なものかと熱い外にいるとイラっとしてしまいますが、もう秋でこれからはこの暑さも残暑と言う名前になり、出す葉書も残暑見舞いになるのだなあと考えてしまいます。そういえば心なしか蝉の声も静かになってきたような気もします。これで蝉の声が日暮の声に変わってくると本格的に秋秋を身近に感じるのですが。まだもう一つというところでしょうか。今年の夏はというか、このところ毎年なのですが猛暑続きで記録更新ばかりしている気がします。そこにゲリラ豪雨が起こったりして、被害を受けている方達の映像を見ると、日本もどんどん住みにくくなるのかなあと考えてしまいます。夏といえば子供の頃は汗を垂らしながら蝉取りをしたり、外で走り回っていたものなのですが最近の子供は家に籠もってエアコンの効いた部屋でコンピューターゲームとかスマホゲームだそうで、インターネット依存の子供が急増しているというニュースを聞くとちょっと心配になりますね。やっぱり子供は日やけして夏には2回くらい日やけした皮膚がむけるくらいでないとなあと思ってしまいます。でも最近の夏の暑さは異常ですからあまり外で遊んでいてはいけないのでしょう。昔は日射病に気をつけて帽子をかぶれとか言われたものですが、最近は熱中症に気をつけてといわれるようになっちゃいましたから。大人でも家にいて熱中症になって救急車で運ばれてしまう時代です。昔はこんな事はなかったし、純日本家屋なら、戸を開け放して縁側で豚の蚊取り線香を焚きながら団扇や場合によっては扇風機くらいまでで涼めたものでしたが。今時はそんなことで涼をとる人も殆どいなくなりましたね。日本家屋と言うものはそういう暑さをしのげるように出来ていたと思います。いくら屋根が焼けていてもうちの中にその熱は入り込まないし、開け放てば家の中を風が通っていく構造でしたから。都市部では純日本家屋も目にすることが殆ど無くなってきていて、洋風の木を使わない住宅が多くなり、ある意味便利で住みやすく変わっていっているのでしょうが、そのために返って自然な暮らしの環境が失われてきている気がしますね。
私も今年の暑さは流石に参っていて、学会が大分で有るのですが、ちょっと交通の便がよくなく、おまけにそのあとにお盆休みがあるので今回は最後まで迷いましたがパスしてしまいました。去年の長崎の学会も交通の便がよくなくて、12時近くに家に帰り着いたらものすごい疲れが溜まってしまって翌日から体調がおかしくなってしまったのでやっぱり無理かなと。歳を取ったかなあ
2013.07.31更新
漢字の連想
夏の朝の神宮を歩いていると駐車場の銀杏の木には既にギンナンの実が出来ています。まだ夏真っ盛りというのになんと気の早いことと思いつつも、早くこの暑さから逃れたいなあと紅葉の季節が待ち遠しいなあとも思います。子供の頃から夏休みといえばミンミンと蝉の声が定番でした。今風にいえば鉄板もの?。蝉という漢字が夏の蝉の姿をよく現しているなあと思うのですが、同じ単というつくりの漢字で弾がすぐに連想されて、何となく外側が硬いものといった印象を持っているのですが、飛騨地方と言う漢字も同じ単というつくりが付きます。そんなことを歩きながら考えていたら気になってきて調べていたら、外側が硬いなどという勝手な想いとは全く異なって、葦毛に丸い模様のある馬とか野生の馬を表している漢字だそうで、飛騨という地名は疾走する野生の馬から出来たのかなと考えてしまいました。確かに馬だと木曽駒というくらいで一山脈越した木曽地方の方が有名ではあるけれど、木曽の馬はのんびりパカパカという感じで、木曽山脈も飛騨山脈に比べればややなだらかな山脈という感じですから、やっぱり疾走する馬という地名の飛騨は険しいそそり立つような山の多い飛騨山脈で飛騨という漢字ががぴったり来る感じですね。
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2013.07.17更新
夏の熱田神宮
今年の夏は春先から梅雨になり、空梅雨があけたと思ったら猛暑となってしまったりして、初夏の清々しいという季節はどこかに失せてしまってますね。最近は円安に動いた性もあって、中国人・韓国人の団体客を熱田神宮で見かけることが再び増えてきています。今日はそれに加えて高校生か中学生に相当する年代の韓国の学生だと思うのですが、一団体観光に来ていました。反日教育の強く、靖国神社参拝にも注文を付けてくる国からの神社観光というのは、どういう目的なのだろうと思ってしまいました。まさかこういう古来の日本の宗教や考え方が今の日本人の間違いの根源だという教育を兼ねて観光にきているのだろうか、と思ってしまったりもします。まあ日本でも外国への修学旅行に出かけて、訪問国の宗教を尊重しているとは思えない単なる観光をしていたりもしますから、文句はいえないでしょうね。7月も半ばになり、もう間もなく夏休みになりますから、恒例の緑陰教室も熱田神宮で開かれます。この準備で7月に入るか入らないかの頃から、境内のあちらこちらに俄仕立ての簡易の教室が設置となるのですが、今年は昨年に比べて2つほど教室の設置が少ないように思います。神社側が大変なので縮小してきたのか、申込者が減少しているためなのかわかりませんが、子供たちが朝8時頃から境内に帽子をかぶり、水筒とリュックを背負って、ワイワイ集まって来ているのをみると、毎年ああ夏休みが始まったんだなと感じるので、教室が少なくなったのはちょっと寂しい気がしました。

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2013.07.01更新
受診予約
申し訳ございませんが、最近受診予約がなかなか取りにくくなっております。これはひとえに私の問題で起こっております。どうしてもお一人お一人に対して重要なことは直接お話をしないと気が済まない性格もあって、一定の時間内に診察できる患者さんの人数か限られてしまいます。おまけに、どうしてもお話が長くなり予定された時間内診察が終了しないこともしばしばあり、予約にもかかわらず長くお待たせすることになってしまうことがあります(ことがではなくて始終だというご意見もあると思いますが...)。m(_ _)m
さらにはいろいろなことで午後の開始時間が遅れることも一因だと持っております。来院される方の受診内容から、受け付けさんが診察時間の長短を考えて調節をしていてくれるために、これでもまだお待たせする時間を短くしてくれています。私が電話を受勝手に予約を入れたりすると怒られてしまいます。こういう事情でインターネットを介した予約は受診される方からすると便利そうに思えますが、大混乱になってとんでもない待ち時間になってしまったりする可能性が高くσ(^_^;)、当院では不可能だと考えております。
さらにはいろいろなことで午後の開始時間が遅れることも一因だと持っております。来院される方の受診内容から、受け付けさんが診察時間の長短を考えて調節をしていてくれるために、これでもまだお待たせする時間を短くしてくれています。私が電話を受勝手に予約を入れたりすると怒られてしまいます。こういう事情でインターネットを介した予約は受診される方からすると便利そうに思えますが、大混乱になってとんでもない待ち時間になってしまったりする可能性が高くσ(^_^;)、当院では不可能だと考えております。
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2013.04.03更新
フーナーテスト(ヒューナーテスト)その2
フーナーテストの結果が悪くなるのは、子宮頚管粘液が粘液状からサラサラの卵の白身のような状態にならない。抗精子抗体の存在により生死の動きが止められてしまう。射精精液中の精子の数が少ない、精子運動率が悪いなどの場合などが考えられます。しかし、実はこの検査少々曖昧なところがあるために外国ではあまり重視しないところもあります。しかし全く信用のおけない検査という訳でもないため、日本では通常の検査として行われています。評価も難しいところがありますが。また、この検査の重要性の評価を低下させているのは、検査のデリケートさもあるでしょう。少し機会を持つタイミングがずれていると結果は悪化します。排卵直前に行うといっても夜中に排卵がおこってしまっているのか、まだ卵胞が残っているのかなどで黄体ホルモンがどれくらい分泌されているかによっても結果は大きく左右されてしまうからです。結果が良ければ問題ないと判断できますが、悪かった場合には少なくとも2回くらいは検査を行ってみないと正確には評価できないと考えています。
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2013.04.02更新
フーナーテスト(ヒューナーテスト)その1
不妊検査の中の一つですが、性交後検査とも言われます。フーナーなのかヒューナーなのかはHuhnerのuには「¨」ウムラウトが付いているのですが、これを発音の際に無視するかどうかの違いです。フーナーテストは子宮頚管粘液の中に精子が何匹くらい入っていけているかどうかを調べる検査です。これを昔から相性の検査と呼んだりしていたのです。確かにご夫婦二人の要素が影響するという検査なのでそのように呼ばれていたのでしょうが、昔私も先輩の先生がそう言っていたのでそのように言っていたところ、結果が悪かった方が、真顔で真剣に、では私と主人とでは相性が悪くて子供ができないので別れた方がいいと言うことでしょうかと言われてビックリしました。それでなるほど検査をそんな風に表現してしまうと、そういう風に受け取られる方もいるなあとしみじみ思いました。もちろんそういうことではありませんとご説明をしましたが、それ以来相性の検査ですと言うのを止めました。とはいえ、表現が難しいのですが、お二人に係わる検査ですと言っております。前にも書きましたが、結果の良い方の場合には子宮頚管粘液を顕微鏡で見ていると子宮頚管粘液の中を一所懸命泳いでいる精子が見られます。その精子を見ていると切なくなりますね。精子が子宮頚管粘液の中に入っていける確率は1/3000~1/5000と言われています。ものすごく狭き門ですよ。司法試験の合格率などの比ではありません。その狭き門をくぐってなんとか頚管粘液の中に入ってきた精子なのです。そんな難関を通ってきたというのに検査のために頚管粘液ごと吸い取られて顕微鏡の上に持ってこられてしまっているのです。必死に泳いでいっても卵子はいないのです。それも精子にはわかるはずはありませんから何処かに卵子がいる筈と思って一所懸命泳いでいるのです。そんなけなげな精子の姿を見ていると、なんだかすごく精子に悪い事をしてしまったなあと罪悪感にさいなまれます。ですから採取する頚管粘液は最小限にとどめているのですが、あまり頚管粘液の多くない方では採取されてしまう割合は大きくなり、やはり気が咎めます。
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2013.03.31更新
桜満開2
いやあ、すごい人ですねえ山崎川は人、人、人。朝はそれほどでもなかった山崎川も夜はすごい人ですねえ。橋の上などは写真を撮る人が鈴なりになっていて、橋を渡るのも困難な状態でした。といっても桜はそこそこにしてお目当てのの焼き芋を買ってきました。紅芋というのですね。焼き芋を買うと言うことは通常ないのですが、この季節のあの焼き芋屋さんだけ買いたくなるのですね。やっぱり美味しかった。花より団子という言葉はあるけれど、花よりも芋でした。

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2013.03.30更新
桜満開
お彼岸を過ぎるとすっかり春めいて久屋駐車場の土手ではタンポポが黄色い花を咲かせ、気の早いものはもう綿毛になっているではないですか!ああ春なんだなあと思っていたら、あっという間に名古屋の桜が満開になってしまいました。山崎川ももう満開、昨日の夜から慌てて夜のライトアップが始まりました。若宮通りの若宮神社の桜もほぼ満開です。きっと那古野神社、名古屋城の桜も満開でしょうか。山崎川ではこの頃焼き芋屋さんがでるのですよね。一昨日行ってみたときにはまだライトアップされていないこともあって、でていないようでしたが、昨日息子が夜桜を見に行ってきたときに出ていたという話なので今日の夜に買いに行ってこようかと思っています。この3-4年毎年買っているのです。ご夫婦ではないかと思うのですが、小さなライトバンで焼き芋を売っているのですが、甘くておいしいのですよ~。一度面白半分に買ってみたら、すごくおいしかったので、それ以来毎年買わないとどうも春が来た気がしなくて。そうそう今朝は珍しくも朝犬の散歩に出たときに鶯が鳴いていました。もううまく鳴けるようになっていて、ホーホッケキョと鳴いていました。実家の鳳来寺の方だとまだまだうまく鳴けなくて練習中の鶯がケキョとかホ~ホ~ケッキョとか鳴いていると思います。実家だと初夏まで練習中の鶯がいますね。
満開の桜ですが雀が花の根元のところから蜜を吸うためにちぎってしまうのが惜しいですね。でもそれを拾ってきて眺めてみるのも情緒があります。
満開の桜ですが雀が花の根元のところから蜜を吸うためにちぎってしまうのが惜しいですね。でもそれを拾ってきて眺めてみるのも情緒があります。
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2012.10.14更新
イルミネーションの準備
先週の終わりに大津通に出てみたら街路樹に冬のイルミネーションの飾り付けが始まっていました。やっと秋と思っていましたから「えっ」っと一瞬思ってしまいました。しかし考えてみると、そろそろ10月も半ばで、11月も間近になっていることに気がつきました。いつのまにか夜のとばりの降りるのが早くなってきていてるし、なるほどイルミネーションの季節になりつつあるのか、この前年が明けたばかりと思っていたのに、本当に1年が早いなあと実感してしまいました。
今年もきっとこんな風景が見られるのでしょうねえ
今年もきっとこんな風景が見られるのでしょうねえ

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2012.10.08更新
ノーベル賞受賞、iPS細胞の卵子
インターネットの記事やニュースでiPS細胞で有名な山中教授がノーベル賞を受賞したと伝えています。世界中の研究者に衝撃を与え一気に様々に研究が進んだ先駆けの研究成果ですからいつもらっても当たり前だなとは思ってはいましたが、以外と早かったですねえ。山中教授の研究から派生した研究といえますが、数日前に同じように大きく報道されていて、とうとう出来てきたかとしみじみ思ったのが、動物実験の段階ではありますが人工的に卵子を作り出し、その卵子を受精させて子供が生まれてきたというニュースです。思えば15年以上前頃から、将来きっと人工的に卵子を作り出すことが可能になるだろうと思っていましたので、もう可能になったのかという思いと、やっとというべきなのだろうかとしみじみ思いました。クローン羊が誕生した時にきっとこういう技術に新しい技術を導入していけば最終的には人の卵子も作り出せると思っていました。私のようにお子さんを望んで見える方たちに、一人でもお子さんをと思っている人間にとっては、年齢という如何ともし難い大きな壁に、常に己の力のなさを感じさせられています。以前J Choenの講習会に参加して細胞質移植だとか、核移植の手技のトレーニングを受けたときも、きっと卵子を作り出すことになるだろうなあと確信しました。但しその際に、それまでに傷ついてしまった遺伝子を元に戻せることが出来なければ、傷ついた遺伝子を使って子孫を作るクローン技術と同じことになり、人にはおいそれとは応用は出来ないだろうなあと思っていました。おそらく46本の染色体を半減させる技術や、インプリンティングの解除などは、それほど時間はかからず可能になると思っていましたから。しかし、これで最後の傷ついた遺伝子を修復するというところまでは来たなあと思いました。ただどういう状態が正常と言えるのかという大問題が残ると思いますが。従ってまだ先は長いのですが、一番怖いのは出来るなら行ってみようという一番争いのようなことが起こらないことを願うばかりです。クローン技術が世に明らかになった際も、安全性もわからない時点で人のクローン人間を作るなどと言い出す医療関係者が出てきていましたから。技術的に可能でも行って良いことと、いけないことがあるはずですし、安全性を一番優先に考えなければいけないと話ですから。
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