院長のひとりごと

2014.05.15更新

今週から準備をしていた若宮祭りが行われるみたいです。毎年こんな頃に行われているのですが、2-3日前からいつもは境内を駐車場として使っていた若宮八幡宮がのぼりを立てたり、提灯を下げたりしていましたのでもうじきお祭りだなと思っていたのですが。今朝は福禄寿のからくり山車を倉庫から引き出してありました。はっぴ姿の町内の人たちが楽しそうに、生き生きとした表情で引き回す山車の点検やら準備に追われていました。境内に数カ所、鉄砲町とか昔の町名なのでしょうか、町名が大きく印刷された町内テントも張られ、町内の人たちが集まるのを今か今かと待っているようでした。きっとそのテントの下で夜が更けるまで参集した町内会の人たちが話に花が咲くかすことでしょう。若宮八幡宮と名護野神社はそれぞれの山車を相手の神社まで引いて行って披露するということをしているのだそうで、きっと今年も本町通りをまっすぐ北に引いていくのでしょう。向こうの山車も来る筈なのですが、私はそんな時間に神社にはいないので見たことはありません。翌日に、あ昨日山車が来たんだなと境内に大きな円を描く台車の轍が残っているのでそれと知れるのです。からくりの実演は午後に行われるので、診察時間と重なるため一度だけしか見たことはありません。ああいうカラクリは台の中に入っている人たちが沢山の紐を操り動かすします。今の時代だとコンピューターや電気仕掛けだとか、様々な方法で容易に如何にも生きているような感じで動かすことが出来てしまいますが、やはり、レトロな感じというか古き昔に作られたものが未だに保存されて動かすことができるというところに、皆魅了されるのですよね。以前は1つ2つ屋台のテントも出ていたのですが、この2年くらい見かけませんね。お祭りに屋台というのは風情があって、ちょっとわくわくするんですが、何せ、お祭り料金でかなり高いですからねえ。眺めて楽しむくらいです。でもこういうわくわく感は子供の頃にお祭りなどに連れて行って貰った時の強い印象が記憶として残っているためでしょうか。定番のお面や綿菓子、焼きそば、フランクフルトなどなど。そういえばあのウルトラマンだとかいろいろなキャラクターのプラスチック製?(セルロイドだったかな?)のぺらぺらしたお面、すごく高いのですよね。大人になって値段を知ってびっくり!子供の頃は親にせがんで無理矢理買って貰ったりしたお面があんなに高かったとは!お祭りでは親に散在させてしまったなあと今頃反省しております。今日はあいにくの曇り空ですが、沢山の見物人が集まるとよいですね。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2014.03.21更新

 昨日の朝に熱田神宮にお参りした際に、ならずの梅が満開になっていました。前からそこに梅の木があって咲いているのを見たりはしていたのですが、ああ、満開だなあと思って近づいて見たところ木の前の立て札に、「ならずの梅として有名である」と書かれていました。それを読んでへえ~と感じたのは梅の実がならないだけでそんなに有名になっているのかなこの梅の木はということでした。見事に形良く咲き誇っている梅の木ですから、風情のある満開の姿そのものが素晴らしく、それ故に有名であって当然で有り、別に実が成ろうと成るまいとその梅の木の価値を左右はしないのになあと考えてしまいました。
 まあ何にしても春も間近になってきたと言うことでしょうか。間もなく桜の便りですね。

 


 

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2014.03.18更新

いやあ。参りました。胃腸風邪だと思うのですが、日曜日の夜になってからものすごい下痢と嘔吐でほとんど脱水状態になってしまって、水分をとろうとしても一口で気持ち悪くなってしまうし。最後はものすごい脱水のせいで、アレルギー性鼻炎の鼻水も出ない有様。これはさっさと寝て体を休めないと思って、吐き気止めやら胃の薬やらを飲んで、ベッドに入ったのですが、気持ちが悪くなって1時間ごとに目が覚める有様で、そのときも喉がカラカラに渇いていて。これは血栓症になりかねない、風邪から血栓症では様にならないとバイアスピリンを飲んで寝込みました。朝はクリニックに出かけて外来が始まるまでベッドで点滴をして何とか外来をこなしておりましたが、お昼休みはどっと寝込んでおりました。よく風邪をこじらせて....などという話を耳にしたりして、以前はそういうこともあるのかなあなどと漠然と考えてはいましたが、今回のことで、なるほどと実感してしまい。昔はこんなことはなかったけれど、う~ん年かなあとしみじみ。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2014.03.04更新

日曜日に実家に行ってきました。お墓の前に大きな侘助(わびすけ)の木があって花が満開になっていました。通常3月か4月が開花のようですが、いつも実家の花は早く咲きます。花の重みに枝もたわわになってしまっていて、誰も見てくれないのに季節になると満開になって勿体ないなあと思い、少し切り取って自宅に持って帰ってきました。まあ人間に見てもらおうと咲いているわけでは無いのですがね。名前の通り茶の湯などで用いられたりする花らしく、椿の一種らしい。さらにいろいろな種類に分かれるらしく写真を見てもあまり区別がつきませんが姫侘助あたりなのかなあと。持ってきて花瓶に生けようと思ったのですが非常に生けにくい。幹から枝が出て、出たすぐのところに花がつくので、バランスが非常に悪いのです。やっぱりこういう自然に咲いているものは自然な形で咲いているのが一番なのでしょうかね。人間の考えなどであれこれするべきでないもの、自然界にはそういうものが多いですね。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2014.03.04更新

1週間くらい前には4月並みの暖かさもあって、そのときには久屋公園の土手に早くも3-4本タンポポが咲いていて、中には気の早いタンポポが綿毛になっていました。こういうところに季節を感じますねえ。しかし、春だけはそれ以外のものも感じます。春来ぬと目にはさやかに見えねども..ではなくて、目に来ています。痒い痒い、鼻は鼻水はあまりでないですが、詰まります。この2-3日はくしゃみも出るし。だいたいこういう症状は2月くらいから徐々に出てきますねえ。ひどいときは1月から出てきますから、今年はまだましかなあと思ってしまいます。鼻にも来るのですが10年くらい前からのどにも来るようになって、のどのあたりが乾燥した感じがして咳き込んだりもします。だいたい、杉、檜、稲、ブタクサなどなど7月終わりまで直りません。でも20年くらい前に皮内テストをしたら杉とハウスダストとカンジダのアレルギーがあると言われました。2年くらい前に採血でわかるというものがあったので検査したら何も出ませんでした。血液の検査はどうもあまり信用できないなあ。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2014.02.04更新

今昔散歩の本を読み終わって、最近は尾張名所絵会(絵解き散歩)という本を寝る前にちらちら見ております。江戸時代の尾張名所圖會という書物の絵とその解説が書かれていて、最初は古くさい絵の載っているいまいちの本かなあと思いながらも買って帰ったのですが、読んでいくとこれもまた面白い。あちらこちらで目にする地名とその150年くらい前の江戸時代の観光ガイドのような絵図を見ながら解説がされているのですが、昔のそんな圖會がどの方向から描かれていて現在の状態と位置関係まで書かれており、更にその当時から今までの変化などにも触れられていて非常に面白いのです。これまた文章を読んだ後に。どれどれと虫眼鏡を取り出して絵をしげしげ見ているので、寝る前に2−3ページ見ればもう疲れて寝てしまう状態です。例えば大須ではかって清寿院境内にあった那古野山という現在の写真が載っていたりするのですが、たびたび大須に行っているのにこんな盛り土のような山どころか丘とも言えないものがどこかにあるらしいのですが見た事がない。はてどこにあるのだろうかと、考えるのですが見当がつかない、気になって仕方ないのでgoogle earthで空からの写真で探すのですがわからない。些細なことですがこんな事で時間がどんどん過ぎていってしまいます。牛巻に至っては、その少し先の新堀川のできる前に、そこに精進川と言う川があり、その淵に牛さえも巻き込み川に引きずり込んで食べてしまう大蛇がすんでいたといわれた事からついた地名だと知ると、昔のあの辺りがこんな風だったのかあんな風だったのかと思いを巡らせるのが非常に楽しいのです。まあしかし、こういう本を面白がってみていられるのは寝る前にくらい中にスタンドの明かりで見ている性なのだろうなあとも思ってしまいます。そういう環境で読むから一層あれこれ想像がかき立てられて面白いのでしょうねえ。宵の口や明るいうちではいろいろと周りからの雑音や、やらなければ行けない事に追いまくられて、心の余裕もないですから。夜の11時過ぎのテレビ番組でぼーっと見ていれば何となく見てしまう番組が、ちょっと視聴率があるからといってゴールデンの時間帯に移動したりしたところ、全然視聴率がとれずに終了してしまうという話とちょっと似たところもありますが、私が言いたいのは、この本が本当はつまらない本だとかいう事ではなく、この本は忙しいときとか時間のないときにバタバタとページをめくる本ではなくて、リラックスできる時間にゆったりと読む事で本当の面白さが引き出される本田という事です。そういうお時間の持てる方は一度ご覧になってはいかがでしょう。あ、この本は今のところ待合室にはおく予定はありません。なかなか自分の名前が呼ばれないのにいらいらしている環境で読む本ではないような気がするからで.....
診療までお待たせしてしまう事が多く申し訳ありません。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2014.01.01更新

 毎年不妊治療を行って、妊娠された方からの年賀状のやりとりをしているのですが、今年特に多いなあと感じたのが、生まれたお子さんが社会人になるという内容でした。少し前は大学生になりましたとか、成人式ですという年賀状が多かったのですが、皆さんお子さんがそろそろ卒業の頃になってきたのです。と言うことは少なくとも22歳辺りになるのです。
 以前産婦人科医になりたてのころに携わった分娩で生まれてきたお子さんが、結婚・妊娠されて受診された際に、お産の際にはお世話になりましたと母が申しておりました言われて、まだまだ未熟な自分が分娩を取り扱っていたの姿を思い出して気恥ずかしいやら、あのときのた赤ちゃんが次の世代の赤ちゃんを身ごもっているのかと驚くやら、と言う経験をしました。現在それとは少し異なるものの、まもなく自分が顕微鏡の中で受精したばかりの姿を見させて貰った方達が次の世代を産み出すことになるのだなあと、いつの間にか不妊治療に関わってから過ぎ去った年月を考えざるを得ません。勤務医として医師を終えるのであれば約40年間医療に携わるわけです。その期間の2/3を不妊治療を中心にしてきて、新たな命を誕生させることに携わってきて、良かったなあと思う反面、どうしてもご希望を叶えることが出来ずに終わってしまった方に申し訳なく思う気持ちもわいてきます。100%望みを叶えてあげられるようにと頑張ってはいても力及ばず、年齢の壁に涙をのむことに本当に情けなく思います。
 新年を迎える度に心を新たにして、受診される方の望みに添えるように頑張らねばと思うのです。
今年も受診される方達に幸多い年となることを願っております。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2013.12.22更新

いつも寝る前に何か本をもそもそ読んでねるのですが、最近面白いというか考えさせられている本が、名古屋今昔散歩というご当地物の本なのです。今と昔の写真で構成された本ですが、見ていると面白いのです。虫眼鏡を出して主に昔の写真のところを拡大してみたりしているのです。昭和30年代とかいろいろな年代の古い写真をみていると、自分が子供の心は名古屋という街はこんな風だったのかなあと、ページをめくる度にびっくりしながら古い写真のところを覗き込んで細かい風景を探したりするのです。栄界隈もこんな小さな街でしかなかったのかなあとびっくりしてしまったりします。そして自分の記憶を呼び起こしながら、そうかそんなだったのかなあと、新ためて考え込んだりするのです。小学校の頃は昭和区に住んでいたので、小学校は吹き上げの小学校だったので、学校の先生が用もなくあまり北の方には遊びにいかないようにというような事を言っていたのを憶えています。理由は今の中小企業会館の吹き上げ公園のところが刑務所だったのです。小学校の校舎の2階の窓から、刑務所の中の建物の屋根が高い塀越しに少しみえたりしていました。現在から考えるとそんな街の中に刑務所があるというのはあり得ないと思いますが、当時は何も感じませんでした。恐いもの見たさに一度言ってみましたが、レンガ造りだったような気がしますが、小さな子供にとってはものすごく高い塀なんだなあとビックリしたのを思い出します。確かに遠足というと八事の今の交差点から東山公園までで、これがいやでいやで渋々歩いていたのも憶えて今でも憶えています。当時は市電が八事の交差点で終点でした。周りは赤茶けた土の凸凹した起伏の激しい丘でしかなく、歩いている間にお店が1軒くらいあっただけの本当に郊外という感じでした。瑞穂運動場もしかりで、確か今の野球場ではなかったかと思いますが、いまの地下鉄の瑞穂運動場西口の駅のあたりに市電の停留場があり、そこで降りててくてく未舗装の砂埃の舞い上がる道を歩いていったのを憶えています。何が言いたいのかというと、こういう記憶は50年くらい前のものだという事で、学校などで江戸の末期の事を習っていたときでも、ものすごく想像すらできない昔という感じでしかなかったのです。チョンマゲ結って刀さした武士が普通に生活していた時代というのはなんと150年くらい前でしかないという事なのです。そんな事を考えていると人間の歴史というのは凄まじい勢いで変化しているのだなあと、この年になって初めて気づいたのです。科学の進歩に伴う生活の変化、知識の変化も膨大なものがあります。何たって私が医者になって1年したあたりでポケットベルができて、ただ呼び出し音がなるだけのものでしたが、なんと便利なものができたんだと驚いたものです。それがディスプレー付きになったと思ったら、携帯電話が本当の意味でも持ち運べる程度になり、あれやこれや昨日が増大して、今やスマートフォンに替わりつつあります。昔は親にこういう風に使うんだと講釈を垂れていた自分が、いまやこれどうやったらうまく動くんだあ?と息子に聞く有様です。不妊症関係の学会などでも体外受精胚移植治療を手探りに模索していた、培養液も自分で作り顕微授精の針も自作をしていた世代の医師達から、そういうものは売っているものを使うのが当たり前という世代の若い医師達に替わりつつあるなあとも思います。時代はどんどん変わっていくのだなあと実感しているこの頃です。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2013.11.29更新

今年は夏からあっという間に冬になってしまって、紅葉の秋が紅葉の冬になってしまいましたね。もう中道の銀杏も黄色くなって葉を落としています。寒暖の差が激しい方が綺麗に色づくのですが、今年はあまりに寒くなったので散るのも早いし、おまけに台風が遅めに来たので、かなり葉をすでに落としてしまっている樹木もありそれが残念です。熱田神宮の銀杏やモミジもすっかり色づいて葉を落としています。もうすでに北の方では雪の頼りも聞かれていつもの年ならテレビで紅葉風景の忠敬などが京都からされるのですが、今年は全くありませんね。オーバーを着たりマフラーをしたりしての紅葉中継は絵になりませんからねえ。紅葉の観光地では観光客が来なくて商売があがったりでしょうね。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2013.09.25更新

うちのビルは持ち主が結構頻繁に変わるのです。私のクリニックが入ってからでも、GEエジソン生命から大洋薬品、COIと変わりビル名がGEエジソン生命ビルから名古屋プラザビルにかわりCOI名古屋プラザビルに変わりました。最後の方は面倒なのとお金がかかるのでCOIを無視していましたが、今度はいちご不動産が買って、なんと「いちご栄ビル」という名前にしますと言ってきました。こうなると大変です。以前のように接頭語のようにくっついていたものを無視するだけでは済みません。診察券や各種の書類、薬袋、あちらこちらにある広告のビル名まで変えないといけない上、役所の届けなどもしないといけなくなります。金額的にもももすごい額がかかってしまいます。持ち主はマネーゲームをして、自分の持ち物になったからと名前をつけて気分がいいかもしれませんが、昔から入っているビル内のテナントは堪ったものではありません。怒り心頭に発するという感じです。自分たちのマネーゲームでテナントに損害あたえているということをどう考えているのでしょうかねえ。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

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