2014.06.28更新
今週の始めに熱田神宮に朝行ったときには緑陰教室のための教室を作り始めていましたが、今朝行ってみたらもうすっかり出来上がっていました。この前はお参りの時間がいつもよりちょっと遅く8時50分くらいだったので、初めて"こころの小径"を通ることが出来ました。出来てからずいぶん経つのですが、あの道を通れるのは9時から午後の4時までなんですよね。ですから今まで一度も通ったことが無くて、喜び勇んで清水社側から通ってみました。最初は木立の中の小径という感じで、ふむふむと思っていたのですが少し行くと神楽殿の裏、本殿の裏を通る道になって、このあたりでは本殿を覆い隠すような明るい色彩のコンクリートの壁が片側にあって、そしてその壁沿いに歩き角を曲がると終点なのです。うっそうとした森の中を歩くのかと思っていたので、考えていた小径とは違って少々興ざめでしたね。何故名前がこころの小径なんだろうと思ってしまいました。まあ一度通ってみて気が済みましたけれど。
今年の名古屋はあまり梅雨らしい雨がまだ降っていませんねえ。東京の方はゲリラ豪雨だとか、婆脅しとか、ざんざ降りとか言われる雨が降って大変なようですね。テレビでそんなことを言っていました。篠つく雨というのもそんな激しい雨を表す言葉だとは今まで知りませんでした。何となく情緒のある響きなので、てっきりもっと趣のある雨の降り方を表現しているのだと思っていました。でももうまもなく7月です。本格的な夏になってくるんでしょう。沖縄は梅雨明けだとか。暑苦しいチューブの歌やサザンの曲が似合う時期がもうまもなくという時期なんですよね。
投稿者: いくたウィメンズクリニック
2014.06.04更新
今朝熱田神宮に寄ったら、祭りの夜店の屋台の準備がしてあって通り道には行灯が作られていました。おや、もうじき熱田祭りかと思って調べたら、なんと明日6月5日木曜日なんですね。そういえば例年もう祭りか?と思うような時期に一番乗りで行われていました。夜になると浴衣を着た女性の若いカップルで賑わうのですよね。まだ浴衣を着るほど暑いという時期ではないのですが、もうじき暑い夏が来るぞと言うのを感じさせる熱田神宮のお祭りです。でも、もうそろそろ梅雨入りで雨が降ってきそうですね。せっかくの浴衣で素足に下駄という情緒ある姿に蛇の目の柿渋を塗ったりした和傘ならまだしも、コンビニのビニール傘では少々興ざめになってしまいますね。花火も雨なら翌日に順延のようで、何とか持ちこたえてくれるといいなあと思ったりしています。こういうところに出かけるカップルにとっては、自分の連れている女性の浴衣姿に胸が改めてときめくのではないかなあと思ったりするので、是非若いカップルのためにも雨が小雨程度に収まるといいなあと考えてしまうのは年取った性でしょうねえ。自分が若ければ、不謹慎にも連れている女性とほかのカップルの女性と比べたりしてしまうんでしょうが.......
投稿者: いくたウィメンズクリニック
2014.06.01更新
茅の輪くぐりの案内が若宮さんに出されていました。6月30日と書かれていた気がします。夏越の祓とか言われるもので6月の神事なんだそうです。もう11年くらいこのお知らせを見てきましたが、実際に茅の輪をくぐったのは3回くらいかな?
なにせこういう行事はお昼過ぎてから行われて夕方には終わるので、すっかり暗くなった帰途の時間帯では終わってしまっているのです。しかたなしに輪だけくぐったことは2-3回あります。本当は神主さんのお祓いを受けた後、茅を巫女さんから貰って神主さんに続いて列をなして、ゾロゾロ8の字を描く様に左、右、左と3回茅で出来た輪を潜るのです。当然行事終了後では一人で寂しく回るだけなんですが、それでもまあすこし、回ったぞと言う気持ちになれるので満足できるのです。心の汚れ、身体の汚れを祓うと言う行事だそうで、夏になって気温が上がって細菌などが増えて病気になりやすくなるのを払うという意味もあるみたいです。平たく言えば病気にならずに健康でいようという願いを持って潜るわけですね。やっぱり元気で働けるのが一番幸せでしょうから。まあどーんと儲けて、さっさと仕事を辞めて、悠々自適の生活で海外旅行三昧という方も見えますが、金儲けは下手だし、ほんのちょっとでも誰かの役に立っていれば、それで自分の存在感がもてるという本当に自分でもあきれるほどの貧乏性なんですよね。そんなことを考えていてもどーんと儲けている人の事が時にはチョッピリ羨ましかったりすることもあるのが情けないですねえ。
また茅の輪くぐりの行事の時間内にいけたらブログでも書きましょう。
投稿者: いくたウィメンズクリニック
2014.05.15更新

今週から準備をしていた若宮祭りが行われるみたいです。毎年こんな頃に行われているのですが、2-3日前からいつもは境内を駐車場として使っていた若宮八幡宮がのぼりを立てたり、提灯を下げたりしていましたのでもうじきお祭りだなと思っていたのですが。今朝は福禄寿のからくり山車を倉庫から引き出してありました。はっぴ姿の町内の人たちが楽しそうに、生き生きとした表情で引き回す山車の点検やら準備に追われていました。境内に数カ所、鉄砲町とか昔の町名なのでしょうか、町名が大きく印刷された町内テントも張られ、町内の人たちが集まるのを今か今かと待っているようでした。きっとそのテントの下で夜が更けるまで参集した町内会の人たちが話に花が咲くかすことでしょう。若宮八幡宮と名護野神社はそれぞれの山車を相手の神社まで引いて行って披露するということをしているのだそうで、きっと今年も本町通りをまっすぐ北に引いていくのでしょう。向こうの山車も来る筈なのですが、私はそんな時間に神社にはいないので見たことはありません。翌日に、あ昨日山車が来たんだなと境内に大きな円を描く台車の轍が残っているのでそれと知れるのです。からくりの実演は午後に行われるので、診察時間と重なるため一度だけしか見たことはありません。ああいうカラクリは台の中に入っている人たちが沢山の紐を操り動かすします。今の時代だとコンピューターや電気仕掛けだとか、様々な方法で容易に如何にも生きているような感じで動かすことが出来てしまいますが、やはり、レトロな感じというか古き昔に作られたものが未だに保存されて動かすことができるというところに、皆魅了されるのですよね。以前は1つ2つ屋台のテントも出ていたのですが、この2年くらい見かけませんね。お祭りに屋台というのは風情があって、ちょっとわくわくするんですが、何せ、お祭り料金でかなり高いですからねえ。眺めて楽しむくらいです。でもこういうわくわく感は子供の頃にお祭りなどに連れて行って貰った時の強い印象が記憶として残っているためでしょうか。定番のお面や綿菓子、焼きそば、フランクフルトなどなど。そういえばあのウルトラマンだとかいろいろなキャラクターのプラスチック製?(セルロイドだったかな?)のぺらぺらしたお面、すごく高いのですよね。大人になって値段を知ってびっくり!子供の頃は親にせがんで無理矢理買って貰ったりしたお面があんなに高かったとは!お祭りでは親に散在させてしまったなあと今頃反省しております。今日はあいにくの曇り空ですが、沢山の見物人が集まるとよいですね。
投稿者: いくたウィメンズクリニック
2014.03.21更新
昨日の朝に熱田神宮にお参りした際に、ならずの梅が満開になっていました。前からそこに梅の木があって咲いているのを見たりはしていたのですが、ああ、満開だなあと思って近づいて見たところ木の前の立て札に、「ならずの梅として有名である」と書かれていました。それを読んでへえ~と感じたのは梅の実がならないだけでそんなに有名になっているのかなこの梅の木はということでした。見事に形良く咲き誇っている梅の木ですから、風情のある満開の姿そのものが素晴らしく、それ故に有名であって当然で有り、別に実が成ろうと成るまいとその梅の木の価値を左右はしないのになあと考えてしまいました。
まあ何にしても春も間近になってきたと言うことでしょうか。間もなく桜の便りですね。
投稿者: いくたウィメンズクリニック
2014.03.18更新
いやあ。参りました。胃腸風邪だと思うのですが、日曜日の夜になってからものすごい下痢と嘔吐でほとんど脱水状態になってしまって、水分をとろうとしても一口で気持ち悪くなってしまうし。最後はものすごい脱水のせいで、アレルギー性鼻炎の鼻水も出ない有様。これはさっさと寝て体を休めないと思って、吐き気止めやら胃の薬やらを飲んで、ベッドに入ったのですが、気持ちが悪くなって1時間ごとに目が覚める有様で、そのときも喉がカラカラに渇いていて。これは血栓症になりかねない、風邪から血栓症では様にならないとバイアスピリンを飲んで寝込みました。朝はクリニックに出かけて外来が始まるまでベッドで点滴をして何とか外来をこなしておりましたが、お昼休みはどっと寝込んでおりました。よく風邪をこじらせて....などという話を耳にしたりして、以前はそういうこともあるのかなあなどと漠然と考えてはいましたが、今回のことで、なるほどと実感してしまい。昔はこんなことはなかったけれど、う~ん年かなあとしみじみ。
投稿者: いくたウィメンズクリニック
2014.03.04更新
日曜日に実家に行ってきました。お墓の前に大きな侘助(わびすけ)の木があって花が満開になっていました。通常3月か4月が開花のようですが、いつも実家の花は早く咲きます。花の重みに枝もたわわになってしまっていて、誰も見てくれないのに季節になると満開になって勿体ないなあと思い、少し切り取って自宅に持って帰ってきました。まあ人間に見てもらおうと咲いているわけでは無いのですがね。名前の通り茶の湯などで用いられたりする花らしく、椿の一種らしい。さらにいろいろな種類に分かれるらしく写真を見てもあまり区別がつきませんが姫侘助あたりなのかなあと。持ってきて花瓶に生けようと思ったのですが非常に生けにくい。幹から枝が出て、出たすぐのところに花がつくので、バランスが非常に悪いのです。やっぱりこういう自然に咲いているものは自然な形で咲いているのが一番なのでしょうかね。人間の考えなどであれこれするべきでないもの、自然界にはそういうものが多いですね。
投稿者: いくたウィメンズクリニック
2014.03.04更新
1週間くらい前には4月並みの暖かさもあって、そのときには久屋公園の土手に早くも3-4本タンポポが咲いていて、中には気の早いタンポポが綿毛になっていました。こういうところに季節を感じますねえ。しかし、春だけはそれ以外のものも感じます。春来ぬと目にはさやかに見えねども..ではなくて、目に来ています。痒い痒い、鼻は鼻水はあまりでないですが、詰まります。この2-3日はくしゃみも出るし。だいたいこういう症状は2月くらいから徐々に出てきますねえ。ひどいときは1月から出てきますから、今年はまだましかなあと思ってしまいます。鼻にも来るのですが10年くらい前からのどにも来るようになって、のどのあたりが乾燥した感じがして咳き込んだりもします。だいたい、杉、檜、稲、ブタクサなどなど7月終わりまで直りません。でも20年くらい前に皮内テストをしたら杉とハウスダストとカンジダのアレルギーがあると言われました。2年くらい前に採血でわかるというものがあったので検査したら何も出ませんでした。血液の検査はどうもあまり信用できないなあ。
投稿者: いくたウィメンズクリニック
2014.02.04更新
今昔散歩の本を読み終わって、最近は尾張名所絵会(絵解き散歩)という本を寝る前にちらちら見ております。江戸時代の尾張名所圖會という書物の絵とその解説が書かれていて、最初は古くさい絵の載っているいまいちの本かなあと思いながらも買って帰ったのですが、読んでいくとこれもまた面白い。あちらこちらで目にする地名とその150年くらい前の江戸時代の観光ガイドのような絵図を見ながら解説がされているのですが、昔のそんな圖會がどの方向から描かれていて現在の状態と位置関係まで書かれており、更にその当時から今までの変化などにも触れられていて非常に面白いのです。これまた文章を読んだ後に。どれどれと虫眼鏡を取り出して絵をしげしげ見ているので、寝る前に2−3ページ見ればもう疲れて寝てしまう状態です。例えば大須ではかって清寿院境内にあった那古野山という現在の写真が載っていたりするのですが、たびたび大須に行っているのにこんな盛り土のような山どころか丘とも言えないものがどこかにあるらしいのですが見た事がない。はてどこにあるのだろうかと、考えるのですが見当がつかない、気になって仕方ないのでgoogle earthで空からの写真で探すのですがわからない。些細なことですがこんな事で時間がどんどん過ぎていってしまいます。牛巻に至っては、その少し先の新堀川のできる前に、そこに精進川と言う川があり、その淵に牛さえも巻き込み川に引きずり込んで食べてしまう大蛇がすんでいたといわれた事からついた地名だと知ると、昔のあの辺りがこんな風だったのかあんな風だったのかと思いを巡らせるのが非常に楽しいのです。まあしかし、こういう本を面白がってみていられるのは寝る前にくらい中にスタンドの明かりで見ている性なのだろうなあとも思ってしまいます。そういう環境で読むから一層あれこれ想像がかき立てられて面白いのでしょうねえ。宵の口や明るいうちではいろいろと周りからの雑音や、やらなければ行けない事に追いまくられて、心の余裕もないですから。夜の11時過ぎのテレビ番組でぼーっと見ていれば何となく見てしまう番組が、ちょっと視聴率があるからといってゴールデンの時間帯に移動したりしたところ、全然視聴率がとれずに終了してしまうという話とちょっと似たところもありますが、私が言いたいのは、この本が本当はつまらない本だとかいう事ではなく、この本は忙しいときとか時間のないときにバタバタとページをめくる本ではなくて、リラックスできる時間にゆったりと読む事で本当の面白さが引き出される本田という事です。そういうお時間の持てる方は一度ご覧になってはいかがでしょう。あ、この本は今のところ待合室にはおく予定はありません。なかなか自分の名前が呼ばれないのにいらいらしている環境で読む本ではないような気がするからで.....
診療までお待たせしてしまう事が多く申し訳ありません。
投稿者: いくたウィメンズクリニック
2014.01.01更新
毎年不妊治療を行って、妊娠された方からの年賀状のやりとりをしているのですが、今年特に多いなあと感じたのが、生まれたお子さんが社会人になるという内容でした。少し前は大学生になりましたとか、成人式ですという年賀状が多かったのですが、皆さんお子さんがそろそろ卒業の頃になってきたのです。と言うことは少なくとも22歳辺りになるのです。
以前産婦人科医になりたてのころに携わった分娩で生まれてきたお子さんが、結婚・妊娠されて受診された際に、お産の際にはお世話になりましたと母が申しておりました言われて、まだまだ未熟な自分が分娩を取り扱っていたの姿を思い出して気恥ずかしいやら、あのときのた赤ちゃんが次の世代の赤ちゃんを身ごもっているのかと驚くやら、と言う経験をしました。現在それとは少し異なるものの、まもなく自分が顕微鏡の中で受精したばかりの姿を見させて貰った方達が次の世代を産み出すことになるのだなあと、いつの間にか不妊治療に関わってから過ぎ去った年月を考えざるを得ません。勤務医として医師を終えるのであれば約40年間医療に携わるわけです。その期間の2/3を不妊治療を中心にしてきて、新たな命を誕生させることに携わってきて、良かったなあと思う反面、どうしてもご希望を叶えることが出来ずに終わってしまった方に申し訳なく思う気持ちもわいてきます。100%望みを叶えてあげられるようにと頑張ってはいても力及ばず、年齢の壁に涙をのむことに本当に情けなく思います。
新年を迎える度に心を新たにして、受診される方の望みに添えるように頑張らねばと思うのです。
今年も受診される方達に幸多い年となることを願っております。
投稿者: いくたウィメンズクリニック