院長のひとりごと

2024.04.04更新

なってっている人にはよくわかるけど、なっていない人には全く理解できないという病気ですね。
私も何十年来という鼻炎に悩まされております。酷くなると、蛇口から水が漏れるように鼻から透明な鼻水が垂れてきます。まるでどこかに穴が開いて漏れ出してきているのでは無いかと思うほどです。通常は抗ヒスタミン性でない薬を服用するのですが、酷くなってくると、この手の弱い薬では無力になります。くしゃみと鼻をかむことで患者さんとしゃべることすら出来ない状態になります。こうなると抗ヒスタミン剤を服用せざるを得なくなります。この手の薬はものすごい倦怠感が出現してきます。時々あくびしていますよねと書き込まれてしまうほどの倦怠感がでてきます。本当に申し訳なく思っております。鼻だけでなく目もものすごく痒くなります。眼球を取り出して水でジャブジャブ洗いたくなるような程にもなります。目をこすることが非常に多くなりますので、10年前に手術した右目の眼瞼下垂が再発してきました。私の場合春先が最悪と程度の強弱はありますが、1年のうち10ヶ月くらい発症していますので鼻アレルギーとあ、それから長く患者さんを診察してきているのですが、相変わらず不思議なことに出会います。あれれ、どうしてこうなっているのだろうという事がままあります。そう言う場合によく過去30年間くらいの論文や学会の発表たどって、似たようなことに触れたものがあったか無かったかなあと記憶をたどることがよくあります。一生医者を続けても経験できる量はたかがしれています。それを補うのが学問書であったり、現在までに発表されている論文や学会発表なので、すべてを一応のノートに簡潔に記載してあるのですが、あまりに多くなりすぎて咄嗟には探せないので、確かこういう論文があったと記憶をたどり参考にしながら診療を続けています。すみませんが目を綴って上を向いたり下を向いたりしている際には何かかなえているのだろうとお許しくださいませ。m(_ _)m

投稿者: いくたウィメンズクリニック


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