2012.08.13更新
今年の8月
ペルセウス流星群のショーを見ようと夜空を見上げているのですが、雲が出てきてなかなか流れ星を見つけることができません。街中の明かりもあるのでかなり大きな宇宙塵が落ちてきて明るく輝かないと見えないことは確かですが。東の空の下の方に赤く輝く眉月が浮かんでいます。こういう夜にただ空を見上げているときにはバックグラウンドミュージックはJet Streamがいいですね。ミスターロンリーの音楽を背景に城達也さんのナレーションの入る懐かしい音です。といってもわかるのは私と同じくらいの年代の人くらいになってしまっているでしょうが。小1時間も眺めていたのですが雲が厚くなるばかりで、その間に8月はいろいろな毎年のニュースがあるなあ,原爆の日、終戦記念日、御巣鷹山の航空機墜落の追悼登山のニュースなど、どちらかというとあまり明るいとはいえないいろいろな出来事のニュースが流れますが、今年はオリンピックの開催年ということもあってオリンピックのニュースがテレビを埋め尽くしているなあなどと考えていました。例年だと父の誕生日が8月なので、今年はどこへ誕生祝いの食事に連れて行こうかと考えるのですが、今年の1月に突然鬼籍に入ることになってしまったため,8月の我が家の行事が無くなってしまいました。毎年この時期が来ると来年も誕生祝いができるかなと心の中で思っていたりしたのですが、実際にできなくなると何となく心の張りが無くなってしまいますね。生涯一人の医師として自分の生を全うするまで患者さんと向き合っていたと言うことを考えると頭の下がる思いで、自分の今までの人生でしてきたことを考えて結局医師として父には敵わないんだなあと思ってしまいます。おっ、こんなことを書いていたら雲が少し消えてきています。もう少し夜空を眺めてみましょうか。
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2012.08.11更新
夏の夜のファンタジー
そろそろ、夏の夜空を彩るペルセウス流星群のみられる時期になりましたね。12日の夜がピークになるそうですが、天候が崩れそうな気配でちょっと心配です。夏や冬の夜空は見上げていても飽きない豪華さです。夏は白鳥座のデネブ、わし座のアルタイル(彦星)、こと座のベガ(織り姫)この間を流れる天の川。もっとも名古屋の夜空ではとても天の川はよくわかりませんけれど。山の中に入って空気が澄んでいる新月の夜などは本当に空から落ちてくるような錯覚さえ覚えます。子供の頃に実家の鳳来寺で空を見上げてあまりの星の多さに怖くなるほど驚いたのを今でも覚えています。その子供の頃の体験以来あの今にも降ってきそうな星空を見る機会がなかったので、もう20年以上前になりますが、モロッコのマラケシュで国際学会があったときにわざわざ大口径の双眼鏡を持って行って夜空を見上げてみたことがありました。しかしそれほど感動するような夜空でなくて天の川がわかるという程度で、これなら日本の中でも見られる程度だなあとがっかりしたのを覚えています。夜空を見上げていると何となく心が落ち着くものですね。この流星ショーは言い換えれば、いろいろな種族の人間が地球という宇宙船に乗って宇宙を旅する間に、塵が溜まっている場所を通り過ぎるときに塵が大気圏に入って燃え尽きるときの現象でしかないのですよね。しかしそうであるから、尚更地球という宇宙船を大事にして乗客である人間がみんな仲良く手を取り合って幸せな将来のためにと進んでいかないといけないのだと思うのです。そんなことを考えると一人でも多くの方に人類の将来を託せる後継者を育ててもらえるようになお一層がんばらねばと、少々疲れてしまって気持ちが萎えそうになっているときには思い直すことができます。今年もできる限り夜空を眺め、流星を見つけて一人でも多くの方が妊娠出産ができますようにと願いをかけなけれは。神頼みかと言われそうですが、私は人事を尽くして天命を待つという言葉にもあるようにできる限りのことをしても最後は神の存在する部分があると思っているのです。物事がうまくいかなかったら自分のなすべきことが足りなかったから、うまくいけばそれは自分のなすべきことがまあまあできただけ、足りないところに神の手助けがあってできたことで、神様に感謝なんですよね。自分が何とかしてあげたとか言うような思いあがりは可笑しとおもうのです。他の人の喜びに参加させてもらっただけというのが正しいのではないでしょうか。さあて、夜空でも見に行きましょう、ついでにちょっと個人的なささやかなお願いもしようかな
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2012.05.02更新
五月
とうとう五月になりゴールデンウィークにはいりました。少し前までエンゼルパークの駐車場上の土手のタンポポの群生しているところをみて春だなあと思っていたのに、あっという間に綿毛ばかりになってしまってその上にあるツツジの花が咲き出してきています。本当に季節の移り変わりも早いものです。自宅にあるシャクナゲもピンクの花を咲かせています。暖かくなって良い季節なのですが最近では黄砂が飛んでくるので鼻炎の私に取っては大変な季節です。今年は杉や檜の季節はなんとかそこそこで乗り切ったのですが、黄砂はどうもいけません。突然くしゃみと鼻水が止まらなくなってしまいます。梅雨が過ぎて暑くなるまで辛抱の日が続きます。
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2012.03.07更新
早いもので、もう啓蟄も過ぎてしまいました。少し前に雨水で長く厳しかった冬から本当にすこし暖かくなって日本の72候24節気というのはたいしたものだなあと思っていたのですが。日本人の昔からの生活の中での自然の観察から作り出された節目ですが、昔の人の観察の鋭さには驚きます。こういう節気ごとの旬な食材やお魚、俳句などいろいろな情報を配信してくれているのが、"くらしの暦"というアプリで結構楽しめます。日本の四季の移ろいを文字と写真で楽しませてくれます。
日曜日に実家の鳳来寺に行って来ましたが、裏庭の梅の花が7分咲になっていました。もうずいぶんの老木で幹などにも日本書画に描かれる梅の木のような斑が入っております。毎年いつの間にか、そっと見てくれる人がいなくても鮮やかな花を咲かせています。思わず"東風吹かば"と菅原道真公の句が浮かんできました。今年は梅の開花が遅いと言われていますが、それでもだんだんと春が近づいていますね。もうじき蕨、薇が出てきて筍がにょきにょき顔を出し、鶯が鳴く春になるのも間近ですねえ。
日曜日に実家の鳳来寺に行って来ましたが、裏庭の梅の花が7分咲になっていました。もうずいぶんの老木で幹などにも日本書画に描かれる梅の木のような斑が入っております。毎年いつの間にか、そっと見てくれる人がいなくても鮮やかな花を咲かせています。思わず"東風吹かば"と菅原道真公の句が浮かんできました。今年は梅の開花が遅いと言われていますが、それでもだんだんと春が近づいていますね。もうじき蕨、薇が出てきて筍がにょきにょき顔を出し、鶯が鳴く春になるのも間近ですねえ。
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2012.01.15更新
みんな大人になったなあ
今年は特に成人を迎えましたという年賀状をたくさんもらいました。私が大学で体外受精を行っていたときに妊娠された方達のお子さんです。少し前からそういう年賀状はいただいていたのですが、今年は多いなあという印象です。要は20年前に治療されてお子さんが元気に生まれてきた方達からの年賀状です。その方達と関わったときのことは今でも鮮明に覚えていて、つい数年前のことでしかないように感じられるのですが、現実には20年を経ているのです。きっと浦島太郎もこんな気持ちを抱いたのかなあと思ってしまいます。1日1日とその日の治療に腐心しながら一生懸命頑張ってきて、自分としては相変わらずの毎日でしかなかった気がするのですが、いつの間にか20年という歳月が過ぎていたのかあ~と、ハッとするとともに洗面台の鏡に映った自分の顔にそうなんだなあと納得させられたりするのです。精神的なものは20年前に止まったままで、相変わらずの精神年齢なのですが。
体外受精治療のパイオニアの故Steptoe博士や、ICSIのパイオニアのベルギー大学のSteateghem教授と一緒に撮った写真を見た方に「この写真の中の先生は若いですねえ」と言われてしまいました。本当に写真の中の自分が若いのですよね...........
さて年賀状の話にもどって、そんな成人を迎えましたという写真の中に印象深い1枚があります。3つ子ちゃん(失礼!もうちゃん付けではありませんね)の成人記念の写真があります。私も当時品胎を5組作ってしまいました。そのなかの1組のお子さん達です。男の子は精悍な顔立ちのたくましそうな立派な大人に成長されていて、女の子も美しい成人女性に成長されていて、ああ本当に良かったみんな元気で成長してくれていると本当に安心します。なんだか身内の子供の成長を喜んでいるような気持ちです。妊娠されから分娩までも心配の連続で、元気に生まれてきてくれた後も無事成長してくれることが一番の気がかりであった私にとっては、本当にうれしい限りなのですが、経た年数を感じずにはいられないのですよね。
体外受精治療のパイオニアの故Steptoe博士や、ICSIのパイオニアのベルギー大学のSteateghem教授と一緒に撮った写真を見た方に「この写真の中の先生は若いですねえ」と言われてしまいました。本当に写真の中の自分が若いのですよね...........
さて年賀状の話にもどって、そんな成人を迎えましたという写真の中に印象深い1枚があります。3つ子ちゃん(失礼!もうちゃん付けではありませんね)の成人記念の写真があります。私も当時品胎を5組作ってしまいました。そのなかの1組のお子さん達です。男の子は精悍な顔立ちのたくましそうな立派な大人に成長されていて、女の子も美しい成人女性に成長されていて、ああ本当に良かったみんな元気で成長してくれていると本当に安心します。なんだか身内の子供の成長を喜んでいるような気持ちです。妊娠されから分娩までも心配の連続で、元気に生まれてきてくれた後も無事成長してくれることが一番の気がかりであった私にとっては、本当にうれしい限りなのですが、経た年数を感じずにはいられないのですよね。
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2012.01.01更新
2012年元旦
2012年になりました。朝は少々曇っていたものの風はそれほどではなく外に出てみても意外と寒くない一日となりました。お昼過ぎに近くの氏神様にお参りに行ってきました。いつもはほとんど人通りがない神社ですが、元旦のお昼過ぎであまり寒くないと言うこともあって結構初詣の人達が次々に見えて、寒さのためにたき火も行われていて暖をとるヒトも見え、流石にお正月だなあと感じさせる光景でした。そういえば昔は普通に見られた冬の風情とも言えた焚き火というものが、ダイオキシン騒ぎで消え失せて久しいですね。冬はあのたき火の中に薩摩芋を入れて、ほかほかの湯気が立つ焼きたてのお芋を食べたりしたことが懐かしく思い出されます。最も若い人達には何のことだかと首をひねることなのでしょうが。そういうお正月の定番の双六、おたふく、カルタ取り、羽根つきなどはほとんど見られないのではないでしょうか。まあ、確かにそれほどおもしろい遊びという程のものでもなかったですがね。今はさしあたってコンピューターゲームか、PSP、DSとかなのでしょうが、これも少したてばスマートフォンの遊びになってしまうのでしょうかね。年末も押し詰まって親戚の葬儀に新幹線で出かけたのですが、隣に座っていた母親と高校生くらいの息子の二人はずっとお互いのスマートフォンをいじりっぱなしで顔も見合わせない状態で時にはPSPを持ち出したりもしていました。マイクロチップを持った人間が作り出した小さな機械に思考回路をほとんど取り込まれるように熱中している。そんな姿を見ていて、なんだか親も子も自分以外の人との面倒な関わりよりも、小さな機械とのコミュニケーションの方が楽とでもに言わんばかりに熱中しているという姿が現代の親子の像なのかなとちょっと心配になりました。
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2011.12.15更新
夜空
今日は双子座の流星群の極大ということで屋根の上で1時頃からしばらく夜空を見ていたのですが、雲はないものの、すぐ近くに明るく光るお月様が鎮座ましまして、全く流星を見ることができませんでした。残念、寒い想いをしただけでした。しかしくらい夜空をじっと目をこらして見つめていると星が流れたような気がしたりするのですよね。しかし明らかな輝く流星は皆無でした。
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2011.11.05更新
冬のイルミネーション
昨日雑用を終えて10時過ぎにクリニックを出たら栄のイルミネーションが始まっていました。街路樹に巻き付けられたLEDが明るく通りに輝いていました。ただ例年に比べるとちょっと寂しい気がして、イルミネーションの数が少ないのかと思いましたが、街路樹を見てみるとみんな光っているし、どうも夜遅くかったのでお店の電気が消されていたためにそう感じたようです。最近の天候からは感じられませんが、イルミネーションを見ていると、そろそろ何処かからジングルベルの音楽が聞こえる頃になってきたんだなあと感じてしまいました。
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2011.11.03更新
秋ときなこ餅
暦はどんどんと秋まっただ中になってきていますね。街のイルミネーションも点灯準備は終わって、スイッチオンを待つばかりです。
なばなの里もイルミネーションが今日から始まったようです。なんだかワクワクしてきます。厳しい寒さがくる前に覗きに行ってこないと。街の並木の葉も赤く変色してきていますが、どうも今年はあまりきれいに変色していない気がします。きれいに変色する前に枯れて乾燥している感じです。神宮の結婚式場用の駐車場の銀杏もだいぶ黄色く紅葉してきているもののまだまだですね。神宮の銀杏の紅葉が終わってから100m道路の銀杏が色づき始めます。銀杏並木の黄色く染まるのを見るのは楽しみです。
しかし、今年もあと2ヶ月を切ってしまった、というわけでやり残したことを済ませないとと思う一方、次から次へと出てくる雑用に追い回されて日が過ぎていっています。イカンなあこんなことでは!と自己嫌悪です。そんなことを考えながらも一旦姿を消して非常に残念がっていたものの、再びコンビニのお菓子売り場に姿を見せてきたチロルチョコのきなこ餅に心躍らせつまんで幸せを感じている私です。なんと安上がりな幸福なことか。
なばなの里もイルミネーションが今日から始まったようです。なんだかワクワクしてきます。厳しい寒さがくる前に覗きに行ってこないと。街の並木の葉も赤く変色してきていますが、どうも今年はあまりきれいに変色していない気がします。きれいに変色する前に枯れて乾燥している感じです。神宮の結婚式場用の駐車場の銀杏もだいぶ黄色く紅葉してきているもののまだまだですね。神宮の銀杏の紅葉が終わってから100m道路の銀杏が色づき始めます。銀杏並木の黄色く染まるのを見るのは楽しみです。
しかし、今年もあと2ヶ月を切ってしまった、というわけでやり残したことを済ませないとと思う一方、次から次へと出てくる雑用に追い回されて日が過ぎていっています。イカンなあこんなことでは!と自己嫌悪です。そんなことを考えながらも一旦姿を消して非常に残念がっていたものの、再びコンビニのお菓子売り場に姿を見せてきたチロルチョコのきなこ餅に心躍らせつまんで幸せを感じている私です。なんと安上がりな幸福なことか。
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2011.10.21更新
冬支度
今日昼に外に出ましたら、街路樹の横に軽トラックが止まっていているので、何をしているのかなと思ってよく見てみると、冬のイルミネーションの取り付けをし始めているのですよね。それを見てうれしくなってしまいました。でも、それとともにああもうそんな季節になったのだなあと。何となく震災以来景気の低迷、電力不足が叫ばれて街の灯りが寂しい日々が続いていたので、これから夜が長くなってなんだか損をしてしまうような気のする冬にあのイルミネーションが見られるのかと思うだけで気持ちが弾む気がしました。節電が叫ばれているのに不謹慎という意見もあるでしょうが、あの冬のイルミネーションを見るだけで、なんだか元気をもらえ日頃疲労感が飛んでいく感じがします。私はあまり見る機会は多くないのですが、名古屋駅のイルミネーションも復活すれば良いなあと思ってしまいました。
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