院長のひとりごと

2011.08.13更新

 今日の夜は久しぶりにペルセウス座流星群の見頃の夜ですねえ。ずっとあれやこれやで忙しくて、もう10年近く夜空を見上げることもなかったのですが、少し前にも久しぶりに流星がみられるという夜にしばらく夜空を見上げていたのですが、そのときには全然流れ星は観察できずに終わりました。
 今回はきっとみられるだろうと期待しているのですが、残念ながら明るい月と雲が邪魔をしてあまりはっきりとはしませんでした。30分以上見上げていて明らかに流れていったのは1個だけでした。昼の暑さが今夜は収まって心地よい風が吹くようになっていたので見上げるには良かったのですが、残念!
 でも星を見上げているときに、今でこそ天体観測も進み星のことについても詳しくわかっていますが、地球が自転していると言うことすら信じられていなかった頃、瞬いたり、同じ光を出し続けたり、毎日位置を変えるものなど不思議な星の光をどう考えていたのでしょうかと思いを巡らせているうちに、この星空を同じように今回東北大地震で被災された方達にも同じように見えているのだろうなあと。とすると、亡くなられた多くの方達の初盆であるこの時期の流れ星は、迎え火に導かれて生き残って祀っていてくれる方の元へと急ぐ魂の流れのように思われてきました。そんな想いに至ったとき、流れ星に「さあ急いでみんなの元に帰って!」と思わざるを得ませんでした。数多くの星を見ることはできませんでしたが、きっとたくさんの流れ星が東北の空でみられたことと思います。

初盆の 松明めざし 流れ星

投稿者: いくたウィメンズクリニック


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