不妊症と言えば基礎体温、といった感じで基礎体温を記録している方はお子さんを望まれて見える方が大部分ですが、一部避妊のために記録されている方も見えると思います。だいたい排卵が予定月経の14日±2日で起こるという学説を荻野久作博士が発表したのですが、こちらも今や避妊法のオギノ法とか言われて知られるようになってしまっていて、荻野先生も天国で苦笑して見えることでしょう。基礎体温は血液中の黄体ホルモンが2-5ng/ml上がると体温が0.3℃上昇するというもので、個人の感受性が大きく影響を及ぼします。少し上昇すると高温に移行する方も見える一方、なかなか上昇しない方も見えて、基礎体温が一番下がった日が排卵日というのもかなり不確かなことです。何故基礎体温が上昇するのかは分かっていません。ほかの種族でもみられますが鳥類は卵を温めるために体温が上昇するので理にかなっていますが、人類は赤ちゃんを卵から産むのではないので何故この上昇が存在しているのかは今もって不明なのです。ずいぶん昔、医師国家試験に基礎体温表の図が載っていてそこに矢印が付いていて、どの日が排卵日かという設問が出たことがありましたが、最終的に不適切設問とされて合採点採点対象からは除外されたという事もありました。大体体温が一番低くなった日が排卵日と言われても、今朝測定して昨日より基礎体温が低くなったとしても、明日はもっと低くなるのか分かりません。低くなるだろうと思って翌朝測定したら上昇してしまっていたと言うことも起こりえます。昔医師になるときにはこの基礎体温を6-7つに分類したもの松本の分類という型を憶えたものです。今では全くこの分類は意味をなさなくなっていますが、当時は血液中のホルモンを測定することが非常に難しく、時間もかかったために参考とされたのです。私が医師になった頃にラジオアイソトープによるホルモンの測定が可能となって放射性物質のトリチウムやヨードを使用して測定が可能となったのです。従って大学病院のような放射性物質を扱う施設が無いところでは測定が出来なかったのです。測定に使用した放射性物質は厳重に密閉されたドラム缶に貯蔵されて、放射性廃棄物として処理されていました。その後酵素抗体法という放射性物質を使用しなくても測定可能な試薬方法が登場してきて簡便に測定可能となったのです。さらには超音波装置で排卵が起こったか起こっていないかなどが分かるようになり、更に基礎体温の存在は薄れてきています。いままでにも、排卵も月経も起こっていないのにもかかわらず大本が一定の間隔で上下する方も見えましたし、排卵や月経が起こっているにもかかわらず体温が高温相のレベルで持続する方も見えました。ただし、時々アレレ?というような診察所見になっている時に参考になることもあります。ただその頻度は低いので私は患者さんに記録は必要というわけではありませんよと話しております。付けるのが苦痛であったりストレスになる型はやめて貰った方がよろしいですし、付けていないと不安になるような方や受診記録がわりにされている方の場合にはおつけいただいております。次回は超音波について書きましょうか。
2024.10.17更新
子宮内膜日付診と子宮内膜擦過
私たちが大学で働いていたときから子宮内膜日付診と言う検査があって、Noyesの排卵後からの内膜の組織的な変化の特徴を図にした有名な表があって、浮腫だとか、核下空胞だとか、偽重層だとか、分泌像だとか様々な因子の出現程度から,採取した内膜が排卵後何日目くらいに相当するかということを評価する検査がありました。これば40年くらい前では当たり前の検査であったのです。私も先輩から教えられたように着床が起こる排卵後6日目あたりの内膜を採取して病理検査に出しておりました。ところが病理の先生が適当な結果しか回答してくれないので何故ですかと聞きに行ったら、こんな検査で正確に排卵後6日目だとか8日目だとか言える思うのかと私より10~20歳年上の病理の先生に怒られてしまいました。私はまだ30歳前くらいでしたから、組織を毎日検査している病理医師がそんなことを言われるとは思っても見なかったので、それから毎日採取された検体のプレパラートをすべて見直してみました。1半年以上見直してみて得られた結果は、なるほど病理の選背の言われたことは正しいと言うことでした。ほんと数ミリの検体の中でももの凄く組織の程度が異なるのです。この部分と隣の部分では2日くらい平気で異なっているのです。それでその当時からは検査はし無いと先輩の先生に怒られますし、学会の発表などでのデータとして必要でしたから、行っておりましたが、あまり信用はしておりませんでした。実際に大学を離れてからは全く行わなくなりました。せめて超音波検査での乾湿の浮腫の程度など画像に明らかに現れるものを見る程度にしております。しかし、おかしなことに、昔この内膜検査を行った周期や次の周期に妊娠をされる人がそこそこ見えました。その周期に妊娠された場合などは内膜検査で組織を取ったりしていますが,流産しませんかとかよく患者さんから聞かれました。確かに自分自身それは心配ではありましたので文献を調べてみましたところ,論文が見つかりました。内膜採取の周期に妊娠された方達の流産率は高くは無いという論文でした。ほっと胸をなで下ろして、患者さんに論文では流産率は上がらないというものがありますので心配ないですよとお話しできたのを覚えております。実はこういうことが体外受精胚移植での反復不整高齢の内膜擦過を行うと妊娠される方が出てくると言う先進医療Aに繋がっているのです。
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2024.05.04更新
アレルギー性鼻炎、喉頭気管支炎から地球の未来について
アレルギー性鼻炎はこのアレルギーを持って見えない方には全く理解できない病気ですね。学生時代は寒暖差アレルギーだったのですが、どんどんいろいろなアレルギーが出てきて殆ど通年性に近くなって久しい状態です。一番酷い時期が春になりかけることから夏本番までです。軽い時期ならアレルギー性鼻炎の抗ヒスタミン作用の少ない薬剤でなんとか凌げるのですが、酷くなると高ヒスタミン作用のある薬剤を一時的にでも服用しないと仕事ができない状態になります。しかしこの手の薬剤を服用すると鼻汁は減るものの、副作用のもの凄い倦怠感が出てきて、これもひどくつらい状態になり,患者さんにご迷惑をおかけしております。早く夏らしい暑さになってほしいのです。 が,最近の夏の気温は異常で年々最高気温を更新して言っています。以前から地球の温暖化が言われてきて,どこかの大統領は温暖化などインチキだと言っていた人がいましたが,もはや世界各国からの異常気象による山火事や、大洪水。地球の温暖化は疑うべくもない状態になってきています。本当にもっと地球上のみんなが真剣に対策をしないと地球は人間の生活できない天体になりかねないと考えられます。最も過去の地球も氷河期を何度も繰り返したりしていますから、まあ。もしそれなりの天体が地球に衝突すれば、恐竜が一気に死に絶えた原因とも考えられていたりする、衝撃のエネルギーによる陸地の変形、津波、巻き上がる粉塵などによる太陽光の遮断により、地球の低温下が一気におこり、生き物は適応できない氷河期状態になったりする可能性もあり得るわけですが、今現実問題として起きてきている温暖化については、地球に人間が増えて、自分たちに便利な様に地球の環境を変えてきた結果が大きいのですからできることをしていかないと将来の子孫に取り返しのつかない負の遺産を残すことになると思います。オゾンホールも最近少し縮小してきているというデータを目にしましたが,是非この良い傾向を維持していきたいものですね。まあ、でも宇宙の寿命のスパンで見ると太陽が寿命を迎えるときに赤色矮星となって一気に増大して地球など飲み込まれてなくなってしまえば地球自体が無くなっていますけれどね。でもそれは天文学的年数の先の話で目先の次の世代のために今の大人が頑張らないとと思うのですが。
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2024.04.04更新
アレルギー性鼻炎
なってっている人にはよくわかるけど、なっていない人には全く理解できないという病気ですね。
私も何十年来という鼻炎に悩まされております。酷くなると、蛇口から水が漏れるように鼻から透明な鼻水が垂れてきます。まるでどこかに穴が開いて漏れ出してきているのでは無いかと思うほどです。通常は抗ヒスタミン性でない薬を服用するのですが、酷くなってくると、この手の弱い薬では無力になります。くしゃみと鼻をかむことで患者さんとしゃべることすら出来ない状態になります。こうなると抗ヒスタミン剤を服用せざるを得なくなります。この手の薬はものすごい倦怠感が出現してきます。時々あくびしていますよねと書き込まれてしまうほどの倦怠感がでてきます。本当に申し訳なく思っております。鼻だけでなく目もものすごく痒くなります。眼球を取り出して水でジャブジャブ洗いたくなるような程にもなります。目をこすることが非常に多くなりますので、10年前に手術した右目の眼瞼下垂が再発してきました。私の場合春先が最悪と程度の強弱はありますが、1年のうち10ヶ月くらい発症していますので鼻アレルギーとあ、それから長く患者さんを診察してきているのですが、相変わらず不思議なことに出会います。あれれ、どうしてこうなっているのだろうという事がままあります。そう言う場合によく過去30年間くらいの論文や学会の発表たどって、似たようなことに触れたものがあったか無かったかなあと記憶をたどることがよくあります。一生医者を続けても経験できる量はたかがしれています。それを補うのが学問書であったり、現在までに発表されている論文や学会発表なので、すべてを一応のノートに簡潔に記載してあるのですが、あまりに多くなりすぎて咄嗟には探せないので、確かこういう論文があったと記憶をたどり参考にしながら診療を続けています。すみませんが目を綴って上を向いたり下を向いたりしている際には何かかなえているのだろうとお許しくださいませ。m(_ _)m
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2024.02.05更新
立春
今日は暦の上では立春なんだそうです。撮っても聞こうにあっていないのですが旧暦の立春。まあ確かに昨日実家に行ってきましたら、なんとなんと河津桜の花が咲き始めていました。確かに自然界の生き物は春の到来を感じ取っているようです。
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2024.01.08更新
愛知学院大学歯学部口腔先天異常学研究室の新年交流会
本日1月8日に愛知学院大学の新年交流会に産婦人科医会の会長の代理で出席してきました盛大な会でした。この会の中で研究室の現在までの業績、兎唇口蓋裂の先天異常を持っ新生児治療についての現状についてもご披露がありました。私たちが産婦人科医となった48年前の時代とはかなり治療についても進歩していることについては、研究室を主宰して見える夏目教授に1年少し前に愛知産婦人科医師会の会員宛の会報誌にお願いして執筆していただいていてある程度は理解していたものの、実際に手術の完遂度を高めるための手術前からの治療、手術後の赤ちゃんの成長に伴う変型などに対する矯正のための手術などをスライドでお見せいただいて、最後には治療されて成人されて見える方の現在の口もとの状態を紹介されました。全く痕跡を認めないほどきれいに修復されているのを見て驚愕いたしました。この口唇口蓋裂センターを夏目教授が立ち上げられて32年ほどになるのですが、口語障害やカウンセリングなど多岐にわたる職種の方達との連携を密にして治療に当たって見えるのがわかり感心いたしました。1000分の1の確率でこの障害を持った赤ちゃんが生まれてきます。実際にこの障害を持った赤ちゃんが生まれて来るときに立ち会った産婦人科医は、一瞬息が止まるほどショックを受けるとともに、この子の母親赤ちゃんを見たときに抱く気持ちどれほどだろうかと思い気持ちがもの凄く落ち込みます。今日の会での治療に関する状況の詳細が具体的にわかり,少し救われる気もしました。しかし,最終的に望まれるのは、この疾患の発生を予防できるような治療方法が一刻も早く実際に応用できる様になることで、産婦人科医である私はそれを願うばかりです。
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2024.01.02更新
明けましておめでとうございます
令和6ねんがんたんそうそうから、能登地方を震源とするマグニチュード7を越える地震が起こりました。新年を言祝ぐ正月早々からの大きな地震で、名古屋でもかなりの揺れを感じました。地震警報で携帯やらテレビやらアップウォッチ空の警報の後2-3分で揺れが来ましたが、あのくるぞくるぞという時間を経て実際に長く大きな揺れが来たときは流石に一寸肝を冷やしました。しかし元旦早々からこの地震で被害を被っている方達のことを思うと気持ちが沈みます。テレビでも輪島で火災が発生している事を伝えており、消火活動が遅れて夕方、夜にかけて火災が拡大して消火活動がままならない様子がわかります。正月早々、この寒い中に休む場所や財産を失った方達が多く見えると思うと心が痛みます。一刻も早く復旧と支援が広がるのを待ちたいものです。
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2023.07.28更新
最近読んでいる本
夜寝る前にいろいろな本を読みながら寝落ちしております。種類は雑多ですが、鉱物の本、科学技術の本、愛知名古屋に関する本など様々ですが、愛知名古屋に関する本は少し前から書店の一角を占める様これを読み始めたのは尾張名所図会という本でたまたま本屋で見つけて面白いなあと買い求めてからで、それからあれやこれや愛知や名古屋に関する本がいっぱい出てくる様になって本棚に10冊以上になっております。一番最近見つけて読んでいるのが名古屋発半日徒歩旅行という本です。単行本サイズでお恥じようなタイトルの本が以前出ていたので、続編かなあと思って買ってみたのですが、内容は全く違っていて別の本のようです。中身が結構面白くてただぶらぶらと歩き回るのではなくて、前もってそこまでの交通のアクセス方法からどのように巡るかとかもわかりやすく書かれていて、写真もこの手の本にでは多く、その写真の解説もついていて非常にわかりやすく、寝っ転がって読んでいるだけなのですが、なんとなくその場に出かけている様な気にもしてくれます、著者の巡る先の歴史的な事もよく調べてあって、その資料に実際にその土地の人たちから聞いた事の加えてあって、他の観光解説書とは少々違っていて筆者のその土地土地への思い入れが文章から感じられる本です。是非お盆などでお暇な時間がある方は読んで見るのも良いかと思います。
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2023.06.05更新
熱田祭り,そろそろ夏も近いけど.....
今日帰途中にドーン、ドンと響く低音が響いてきたので、外を見ると花火が見えました。そうか6月になったので,熱田祭りだったかなあと気付きました。熱田祭りはいつも夏という気候に入る前の、日が落ちてまだ肌寒い時もある時期に行われるので、いつも祭りの終わりの花火の時に気付くのです。帰り道の道路沿いの見晴らしのよいところに人が集まっていて花火見物をしていました。私もちょっと止まって花火を見ておりました。花火好きの父が健在だった頃は夏になるとあっちこっちの花火を見に連れて行ったものでした。最近はとんとわざわざ見に出かけることもなくなりました。熱田の花火は所謂夏の祭りの打ち上げ花火の開始よりも1ヶ月以上前に行われます。熱田神宮には浴衣を着た若い女性がたくさん集まります。友達同士だったり恋人とデートだったりといろいろですが,浴衣姿を見て、ちょと寒くないかなあと心配になりますが、そうかもうじき夏になるんだと感じられて楽しいものです。祭りと言うくらいですから神社などの神を祀るための神事であったものが,今や神様はさておいた、ぶらぶらと参道に出ている屋台を冷やかしながら楽しむ人たちの集まりになっていますね。本来神に奉納する行事も、行事自体がその祭りの中心になって、人が集まるようになってしまっていていますね。テキ屋の人たちもこの祭りに店を出すために日本のあちらこちらを移動し、夏の時期はかき入れ時ですね。昔の1年を20日で過ごすよい男ではありませんが、この時期だけが働き時ですね(最もお相撲さんはもうそんな優雅な生活では全くありませんけど)。こんな情緒豊かな季節である夏ですが、このところ温暖化と気候変動のせいで、まだ夏にもなっていない時期からの異常高温、おとといのような線状降水帯の発生とか大変な気候になってきていて、夏の真っ盛りには異常高温が続きます。様々便利さと引き換えに、電気に頼りきった生活を送っている現代人から発生する電力不足。今年は電気料金も中部地方は値が上がりませんでしたが,他の電力会社は燃料の価格高騰から値上げになってしまっています。今年の夏は大丈夫でしょうか?高騰した電気料金への節約や異常気温の性で命を落とされる方達が多くなったりしなければよいけれがと心配してしまいます。オッと私もその中の一人か。
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2023.04.12更新
クリニックはやっと落ち着いてきましたが...
前のブログで人種の坩堝と書きましたが、やっと外国の患者さんが減ってきました。一時期の1/3くらいに減ったでしょうか。ほとんど不妊の方でしたが、この春までに妊娠されて分娩施設へと移って行かれました、または自国に自由に帰ることが可能になって、妊娠して帰って行かれた方達や自国での通院できることになって帰国された方もみえます。まだ少しお見えにはなりますが、大分待合室が落ち着いてきております。多かったときはご本人だけでは不安なため必ずご主人も一緒に付いてこられていてなかなか違和感が強く、ものの考え方も違うので、なかなか説明が難しかったりして、時間ばかりかかって、ちょっと困ったのですが、ちょっとほっとしております。日本語のしゃべれない外国の方の診察も医療法上診察を断ることもできず、日本の健康保険証を持っているので体外受精までして妊娠された方も見えます。
まあ、やっとちょっと落ち着きを取り戻した状態です.
そういえば分娩費の保険化の話でマスコミが騒いでおりますねえ。首相が異次元の少子化対策と行った時に、これが頭にあるのでは無いかと思いましたが、やっぱりその通りでした。いずれにしても年金対策を含めこれからの日本の税金で成り立っている予算がこのまま少子化が進めば破綻することは目に見えているからですね。年金なんか大分前に坂口厚生労働大臣の時代に支給などの制度を変えて、これで大丈夫とか国会で行っていましたが、その時からこんな付け焼き刃の対応ではすぐににっちもさっちもいかなくなると思っていましたが、とうとうそうなりつつありますね。分娩費の保険化と言えば不妊症の体外受精費用の保険化とおなじで、お金がかからなくなるのならとお産はああ多少増えるでしょうねえ。しかし、その財源を何処に持って行くかです。不妊治療の保険化に伴う費用は保険でまかなわれるので保険組合から払われます。実際には保険組合和お金が足りなくてヒイヒイ言っている状態です。ではどこからお金が出ているかというと皆さんの保険の掛け金からです、私などは医師国保に入っているので月36,000円ほどかかっていましたが、これが上がりました。20,000円上がりました。月の保険の掛け金が56,000円です!!!!。一般の方達の保険料は私たちほどでは無いでしょうが、上がっていくはずです。これで分娩費まで保険化すると8兆円分保険からのお金がいる計算らしい。テレビのコメンテーターが税金や国債などで手当はできないので保険からの支出でしょう、そうなると老人などの保険料をもうちょっと上げてとか言っていましたが、それは無理というものでしょう。高齢者はもう働いていないというか、働けない(雇ってもらえない)方達が大部分です。只でさえ若い頃には無かった介護保険料金が取られているのです。そういうことをきちっと理解していなくて、受診した時の自己負担分が安くなってしまっているをもう少し負担して貰ってとか言っていますが、収入も無く、生活もギリギリで暮らしている年寄りの方達からこれ以上のお金を取り立てるのは無理でしょう。死ねと言っているようなものでしょう。何とか一時しのぎの継ぎ接ぎでごまかしごまかしやってきたけれど、とうとうにっちもさっちもいかなくなったという事です。大きな病院ならまだ持ちこたえるかもしれませんが、巷の一般開業医では死活問題でしょうねえ。医療保険の掛け金がまたまたどれだけ上がるのでしょうかねえ。医療保険料金が払うのもためらわれるくらいになっちゃうかも。
あ~しかし、もともと有った花粉症がこの10年くらい前から喉に来るようになってしまって粘稠な痰が引っかかって出てこないので咳き込むようになってきています。今くらいからがのどの方が酷くなるので大変です。今年は黄砂も混じるのでどうなることやら。
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