院長のひとりごと

2016.08.30更新

赤とんぼが飛んでいました。

迷走台風が東北の上陸かというニュースが流れていますが、東海地方は台風一過のような天候となり青空が出て吹く風も涼しい状態になっています。今朝も草むらで秋の虫達が必死に鳴いておりました。それでちょっと外に出る用事があったので出てみるとなんと赤とんぼが数匹飛んでいるではないですか。秋を待ちわびるように風に乗ってすいすいと泳ぐように舞っていました。そうかやっぱり秋になりつつあるんだと思いました。もっとも私の鼻の状態や目の痒さもこの1週間くらい酷く、植物も季節を感じ取っているようですが、こちらの方は情緒とは縁遠いです。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2016.08.20更新

蒸し暑い日が続いていますが、さすがみ夏バテ気味です。しかし、昨日の朝からぱったりと蝉の鳴き声が聞こえなくなりました。あれほど耳鳴りがしそうなくらい泣き集いていた蝉の声がぱったりしなくなりました。それに加えて今日の夜に外にでたら、草むらの虫の鳴き声が聞こえてくるではないですか。天候としては厳しい夏の日が続いているにもかかわらず、自然界の虫は季節の移り変わりを敏感に感じているようです。人間には全く感じられない季節の移り変わりを知る虫の敏感さには驚くばかりです。人間も昔は感じ取ることができたのでしょうかねえ。それがいつの間にか失われたのでしょうかねえ。虫のこんな機能がちょっとうらやましくもおもえますね。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2016.06.29更新

いつ起こってもおかしくないと言われている東南海地震ですが、起こってほしくはないものです。海洋プレートが大陸プレートの下に潜り込んでいき、その地層のズレが一気に跳ね返るのがプレート境界地震ですが、海洋プレートは年10cmくらい日本に向かって潜り込んできているわけですから、なかなかすごいエネルギーが地下に蓄積しているのだなあと考えてしまいます。つい最近の熊本の地震は断層に沿ってズレが起こったもので、ちょっと異なっていますが、ズレで巨大なエネルギーが放出され引き起こしたということに関しては同じといえ、日本という国が如何に地震と密接に関係しているか思い知らされます。なにせ世界中の活火山の7%が日本に存在し、世界中の大きな地震の2割が日本で起こっているのですから、世界遺産に指定された富士山だって、昔は休火山と表現されていましたが、現在ではいつ噴火してもおかしくない活火山と表現されている訳ですから。まあ、今回何を言いたいのかというとサイレント地震のことなのですね。海洋プレートの潜り込みの割に実際に起こっている地震の大きさのエネルギーが小さいということでわかったのですが、体感するほどの揺れにならず極めてゆっくりとした周期でマグニチュード7くらいの地震が何度も起こっていて、それによって滑り込みによる巨大エネルギーが解消されていることがわかってきているのですね。そしてその解消の原因が台風かもしれないと言われていて、メカニズムはわかっていませんが、この低気圧が地下に蓄積している巨大エネルギーの解消を起こしているらしいと考えられているのです。台風も困った自然現象ではあるのですが、このような地下の歪みのエネルギー解消を起こしているのなら、このようなエネルギーの解消をなんとか人工的に起こせるようにならないかなということなんです。そうなると阪神淡路大震災、東海北陸地震、熊本地震のような大きな地震を解消とまでいかなくても軽減できないのだろうかと思うのです。河が長雨で氾濫するのは当たり前であった昔、それが今では河川の領域を守る堤防を作り、場所によっては水量を分散して氾濫を防ぐなどいろいろな工夫を施すことにより人間社会は発展してきました、なんとか地震に関しても何か新たな対策というより、発生予防策を考え出してもらいたいものです。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2016.04.07更新

この前の日曜日の夜にMrサンデーで元ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が来日すると言うことで彼の演説や日常の生活の紹介をしていました。彼の話は何度かテレビで取り上げられていたので結構何度か目にしていたのですが、彼がインタビューの中で日本人は幸せなのかと何度か言っていたのをみました。確かに彼の演説で言っているのは正論で、まさにその通りだなあと感じましたね。各国経済を盛んにして国力を大きくしていこうとそれを目標にしているけれども、その追求が正しいのかな?といっているのですね。生活が豊かだということはなんなのだろうと言うことですね。いろいろな欲しいもの、有るといいかも、手に入ればうれしいなどで生活の豊かさを感じようとすると、その豊かさを手に入れるために、収入を増やすために必死に働く、お金が得られるためならといろいろな手段で収入を確保しようとしている。まるで必ずしも必要でないものまで手に入れようと、消費のために働くという生活を日本では送っていないのかなと質問している気がしました。日本には知足安分という言葉があります、安分という分に安んずという言葉はある意味身の程を知り分相応にしろという意味もあるので、小さく身の程で慎めという意味では好きな言葉ではありませんが、知足というのは足るを知るということで、重要な言葉だと思うのですね。ムヒカ元大統領もそういうことを言っているのだと思います。あんなことをしたい、こんなものもあるといいというような欲求には限りが有りません。その望みを叶えていくためには無尽蔵にお金が必要で自転車操業のように消費に使うお金を稼ぐという経済になっていないだろうかと言うことです。彼は結構老朽化した家に住み、古いフォルクスワーゲンに乗り、大統領時代の給与の9割を返上して、でも夫婦それで暮らせるから幸せだと言っているのです.以前ヒッチハイクの人が手を上げてやっと止まってくれた車に乗り込んだら、大統領と奥さんが乗っている車だったという逸話を聞いたことがあります。で、番組の終わりに宮根誠司が立ち飲みの居酒屋で話でもしたいというような締めくくりをしたのを聞いてがっかりしました。膝つき合わせて腹を割った話がしてみたいというのはいいですが、もし元大統領が聞いたら、おそらくこう答えるのでは無いでしょうか。話をしたいのならそんなところでお金を使わなくても、自分のうちか貴方の家でお話をしましょう、お酒がいるのなら持って行きますよというと思うのですが。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2016.04.05更新

人間にどうして閉経があるのか、というテーマで研究をしている人たちがいて、少し前に講演を聴きました。生物学的と言うよりは数理学的 に研究していて、コンピューターなどを駆使して研究をしているのですが、内容は雄と雌のもともと対立構造があって、その影響でいつまでも排 卵・妊娠を繰り返すよりは、娘の妊娠・出産を手伝うようにというように男性の遺伝子が働いていると遺伝子のインプリンティングの話を交えて説 明して見えましたが、シャチやシロナガスクジラも閉経があるが祖母に当たるものが子育ての役目はしていないことについて聞いたのですが、明確 な説明はありませんでしたね。卵子の幹細胞もあるということが現在ではわかってきているのですから、なぜこの幹細胞が出生後活発に働いて次か ら次へと卵子を作り続けないようになっているのか、何らかの遺伝子が働いてこの細胞に抑制をかけているのではないかと思いますね。それが雄の 遺伝子なのかはわかりませんが。自分の遺伝子のような気もします。これ以上の年齢で妊娠・出産は危険だと自発的に作り続けないように働いてい ると考えた方が自然な気もしますがねえ。無理に雄と雌の遺伝子の対立から起こるというように説明しなくてもと考えてしまいます。雄は自分の遺 伝子を持った子孫が増えればいいと言うことで死ぬまで精子を作り続けているわけで、雌は自分の子孫を自分のお腹の中で育てて産んで育てればい いわけですから無闇にたくさん有無と言うよりも自ずから世話の出来る範囲内で産もうと言うことになっていても不思議はないと思うのですがね え。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2015.11.15更新

昔ラジオ放送でJet Streamと言う番組がありました。かなり有名な放送でしたから年配の方ならご存じでしょう。ミスターロンリーの音楽に始まり、城達也の歌うが如くのロマンティックなナレーションを毎晩聞いて、まるで大空に飛び立つジェット機の乗客になったかのような気分を味わったものです。食道癌で20年前に無くなられているのですが、滅多に覗かないレコードショップでJet StreamのCDを見つけ1枚買ってみ、聞いてみたところあまりの懐かしさに後のシリーズものをすべて買ってしまいました。その後何年かたって母も通販の広告で見つけ1セット買ったのですが、内容が少し異なっているのですね。城達也という人はいろいろな俳優の吹き替えもして見えたのですね。たとえばスティーブマックイーン、ロバートレッドフォードなど、更にナレーションは数限りないのですが、イメージが壊れるといけないのでと言うことで顔をテレビで見せたことがなかったのですね。そしてJet Streamの録音の際は貴重のイメージを大事にしてスーツを着てスタジオの明かりを落として録音されていたとか。こういう人を本当のプロというのでしょうねえ。感心するとともにプロ根性に尊敬の念を抱いてしまいます。私も一応医療のプロに属するのですが、そういう話を聞くと身が引き締まる思いがしてしまいます。体外受精胚移植治療を始めて30年以上が経って、このようなJet streamを聞いていたりすると、昔の事に思いを馳せ、あれやこれや思い出します。初めて患者さんの妊娠反応が出た日のこと、超音波で胎嚢を確認したこと、何とかお役に立てて喜んでいただけた方のこともよく覚えておりますが、あれやこれや考えられる方法を試みても結果が出ず、タイムリミットが来てしまいお役に立てなかった方のことがもっと心に残っています。そのことを考えると胸がきゅっと締め付けられ、酸っぱいものが喉に上がってくるような気がします。一人でも多くの方に喜んで貰えるように更に勉強を続けなければと思ってしまいます。なかなかこれという素晴らしい治療の発表がないのが悩みです。しかし、従来の不妊治療と異なる方法での生命の誕生に対する研究は著しく、おそらく5-10年のうちにパラダイムシフトのようなエポックメイキングな発表がされると思っています。現在のような治療方法が一変するのかも?それが良いかどうかは別ですが... そんなことを考えているうちに、夜空では秋の星座を蹴散らすようにオリオン座が東の空から昇ってくるようになりました。そういえば獅子座流星群の出現が18日に迫ってきております。牡牛座の流星群は生憎のお天気で見られませんでしたが、流れ星に一人でも多くの方に幸せが訪れますようにと願わざるをえません。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2015.07.15更新

よろしくお願いいたします。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2015.06.02更新

 月曜から夜更かしという番組が結構好きで、つい見てしまうのです。寝ようとする頃に始まってしまうのです。たわいもないといえばたわいもないのですが、ぼーっと見ていると結構面白いのです。花を美しいと思うのはという話で、年を取ると花などが好きになるという話で、いろいろな人(年配の方)にインタビューしていたのですが、これが面白い、皆さんの回答を聞いていると、すべて自分と同じ意見なので驚くやら、感心するやら。人間の自然に対する人の心の変化が年齢を経るにつれて変化していく様子がほとんど同じことに初めて気づきました。私も紅葉やら夏の初めの色鮮やかな花々を見てきれいと感じるようになったのはそこそこ年がいってからでしたから、自分でも若いころは興味すらなかった自然の風景に対する愛でるような気持ちの変化に自分でも驚いていたのですが、みんな年を取ってくるとそういう心境になるかあと非常に納得しました。しかし、若い女性が一人で花の写真を撮っているところに、どうして一人でお花を見に来たのですかという質問は非常に失礼極まりないものでしたね。不躾な質問に戸惑っていながらもいらないお世話です構わないでくださいという感じでしたが、本当にあれはいけませんね。なぜという思いは持っても、本人に確かめようとしてはいけません。若くしても花の美しさが理解できる人なのか、何らかの気持ちの変化があって綺麗な花が見たくなったのか、理由をあれこれ考えるのは勝手ですが、不躾に質問をしてはいけないですね。温かく見守ってあげるべきでしょう。
 人間最後は動かない石などの静物に趣味が移るという話をどこかで読んだことがありますが、私は昔から岩石、鉱物も好きですね。宝石のようなものはあまり好きではなく、岩石なら黒雲母花崗岩とか石英斑岩などのように模様が浮き出ているものが好きですし、珪化木なんかも趣がありますね。太古の水を閉じ込めている石なども外から覗き込んで、中に閉じ込められた水のことをあれこれ考えたりあまりのも好きです。こんなことを書いても訳が分からないと思いますのでここいらまで。
 まあでも石が好きと言っても、仙人のようにまだ枯れた心境には至ってはおらず、相変わらず至って煩悩いっぱいの毎日を送っているのであります。
 次回は「冷やし中華はじめました」です。さて何のことでしょうか.。。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2015.05.24更新

 連休前に患者さんから風邪をいただいてしまい、連休中ゴロゴロと寝て過ごすハメになってしまいました。連休明けても治りきらず、家族にも移してしまったのですが、自分の風邪が治りきらずいましたが、今週に入ってからどうもおかしい風邪とはちょっと違う様な気がするなあと思っていましたが、どうも風邪が治ってアレルギー性の喉頭炎になっているようです。例年この時期くらいにアレルギー性の喉頭炎になることがあるのですが、今年はかなりひどい様子です。昨年の秋に来年の花粉は大量に舞うのでアレルギー性鼻炎は大変でしょうとかテレビで言っていたので、かなり用心をしていたこともあり鼻炎の方はそれ程ひどくなかったのですが、そのぶん喉頭炎がひどい状態になってしまったみたいです。1日中エヘン虫との戦いです。喋らないでいればまだ良いのですが、仕事で喋らないわけにはいかないので患者さんの説明を2時間以上も続けていると、気管支と喉頭が鉛のパイプの様に腫れてきて喉が詰まる感じも出てきて、嘔吐いたりします。夕方になると喉が熱を持つ感じになり、頭もボーッとしてきて体調がおかしくなってきます。患者さんには申し訳ないのですが。喋らないわけにもいかないし、喋るとどんどん喉がおかしくなってくるしで、ひょっとしてウィルス性や細菌性の喉頭炎とかになっているのかと思って昨日血液の検査もしてみましたが、全くその気配はありませんでした。やれやれ梅雨が明けるまではだめかなあ、と思っております。ご迷惑をおかけしております。m(_ _)m ゼイゼイ

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2015.05.22更新

イコライザーというDVDを見ました。こういう類のmovieは時々見ます頭使わずに、ほうほうとおもってみていればいいので。しかし、このmovieが見終わってすっきり、単純にものすごくおもしろかったのです。はて?何故これが久しぶりにそんなに面白かったのだろうか?と考えてみたのです。筋書きは単純で、ある意味単純な勧善懲悪の映画なのです。細かいところを考えてみると荒唐無稽なところがあちらこちらにあって、かなり荒っぽい筋立てとも言えるのですが、見終わったときに結構気分爽快なのです。主人公はデンゼルワシントンで悪いことを許さない、ものすごく強いくせに目立たない生活を送っているという彼らしい設定なのです。従って見始めて暫くすると主人公は大して傷つくこともなく、悪者をバッタバッタと倒していくだろうという結末は予想できてしまっていてみているのです。そうか!これは水戸黄門と同じなのかと思いまいました。以前どうして水戸黄門が高視聴率で維持されるかという理由についての解説で、お年寄りが結局弱い者をいじめる悪者が懲らしめられるという結末がわかっていて、お年寄りが安心してみていられるある意味ワンパターンな筋書きになっているため、こういう年齢層の視聴率が高いのだという話でした。その時は成る程そういうことなんだなあと思ったのですが、今回感じたのはこのmovieもそうなんだということなのです。これは一種の英語版の水戸黄門なんです。ですから気分爽快なんだとわかりました。と言うことは七面倒くさい筋書きの映画より、単純明快な勧善懲悪、めでたしめでたしの方が面白いという年齢になったと言うことなんでしょうかねえ.......複雑な気分です.......

投稿者: いくたウィメンズクリニック

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