院長のひとりごと

2023.02.04更新

年末からどうも日本以外の国籍の方々が、増えてきていますねえ。現在フィリピイン、ベトナム、ネパール、インド、インドネシア、スリランカ、イラン、アルジェリア、ナイジェリア、コンゴ、モンゴル、中国などのご夫婦が受診されるのですが、もう大変です。中国人の奥さんはご主人がいれば何とか通じますがご本人は北京語しか話せなくて大変でしたが、なんとか妊娠されてヤレヤレです。だいたい奥さんの方は日本語が殆ど話せません。英語もたまに通じるくらいです。ご主人の仕事や研究のために来日して、奥さんも一緒に来日されるケースが多くなったのでしょう。まあ、若いご夫婦なので奥さんが一人で自国に残るのも心細いのでしょうかね。でも言葉が通じない日本での生活もストレスいっぱいで妊娠の妨げになっていないか心配です。たまに男の子が欲しいとか言われてそれを目的とした治療は難しいとやんわりお断りしていますが、中には双子が欲しいとか言われてこっちがびっくりしたりすることがあります。言語の問題もあって最初は何を言われているのか分からず、よくよく聞いてみたら双子の妊娠の希望で、治療によりなる可能性はあり得ますけれど、双子を目的とした治療はできませんよとお断り致しました。しかし排卵誘発を行うときには気を遣います、日本人と違い様子を見ながら手加減して刺激をしないと一気に卵巣過剰刺激になってしまうので。会話の時間も長くなってしまうし外国の人が重なって受診されると、どっと疲れてしまいます。

投稿者: いくたウィメンズクリニック


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