院長のひとりごと

2023.01.06更新

お正月開けて何を書くのだと思われるかもしれませんが、私の一番好きなCMのことです。なんと言っても今見ても胸がキュンとするのですが、そのCMはJR東海のクリスマスエクスプレスのCMです。あの山下達郎の素晴らしい歌と声に乗せてながれるJR東海のCMは見事にマッチしていて今見ても素晴らしいものですね。当時も今もですが当時17歳の牧瀬里穂のものが一番好きです。あのまだあどけなさの少し残る顔立ちの青春まっただ中の女性の表情は見ているものを魅了しました。当時は何も思っていなかったのですが、去年の暮れに何かの放送でこのCMの話が出ていて、これが名古屋駅で撮られたものだと今頃知りました。あらためてYOUTUBEで確かめてみるとなるほど、牧瀬里穂が走って人とぶつかるシーンは確かに名古屋駅の新幹線の窓口近くです。入ってくるシーンのドアは名古屋駅の入り口のようです。それと深津絵里も出ていたということが話されて、え~!と思ってこれまた探してみるとなるほど出ていたのですね。今とかなり顔立ちが違っていてふっくらしていたので全然気づきませんでした。今のようにぐっと冷え込んで雪の降りそうな夜の冬風吹く寒い帰り道などで時に、ふとこのCMの歌が頭に浮かんできたりします。1989年の作品ですから、30年以上前の作品なのに全然古さを感じさせないし、自分のあの頃の記憶も引き起こします。まだ生殖医療に携わって患者さんが妊娠し始めるもののICSI無い時代です。何とか精液所見の悪いご夫婦に妊娠してもらおうと読むことができるものはあれもこれも文献をあさったりして、ありとあらゆる情報を調べたりしてころです。幾度も治療を行って、何とか妊娠にいたっていただいた時はこの牧瀬里穂のように心躍る感激を味わったものです。本当にあの頃が懐かしく思い出されてしまうのと、ああいう感動を味合わせていただいた患者さんに感謝しかありません。今でも気分がイマイチの時には時々あのCMを見ると牧瀬里穂の表情と動作に気持ちが和む気がします。

投稿者: いくたウィメンズクリニック


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