排卵の時期におりものが多くなると聞いているのですが、余り多くなるような気がしません。異常でしょうか?
これはかなり主観的な症状なので、単純にはいえません。
いずれにせよ増加するのは、透明な指や下着に付くと糸を引くようなおりものです。
婦人科で診察をされて実際に分泌液の量をみてもらわれるといいと思います。
これはかなり主観的な症状なので、単純にはいえません。
いずれにせよ増加するのは、透明な指や下着に付くと糸を引くようなおりものです。
婦人科で診察をされて実際に分泌液の量をみてもらわれるといいと思います。
頚管粘液というものは女性の身体を守る大事な働きを持つものです。
女性の身体は外の世界から膣を経て、子宮腔内、卵管内を経て最後には腹腔内に達するという解剖学的な構造を持っている(ここが男性と大きく違う)ので腹腔内の感染が起きやすいということになります。
これを守っているバリアーの一つが頚管粘液です。
いつもは粘稠で栓のようになって子宮の入り口を塞いでいます。
でも排卵の時だけは精子を通してあげないといけないので、ムチンや糖のようなねばねばした成分が減り、アルブミンやグロブリンのようなさらさらとした成分が増えてきます。
そして排卵の時にはこの粘稠な成分がちょうど競泳のプールの中に張ってあるロープのような役割を果たし、プールの中を泳ぐ精子を目的の子宮頚管に導いているのです。
きわめて巧妙な機構が働いていると思いませんか?
胸が張ってきたりするのは必ずしも生理が来る前触れとは限りません。
そのまま張る感じが続いて生理が来ずに妊娠に至った方たちもいっぱい見えます。
余り放置しておくことは感心できません。
医学用語の無月経というものが続くということは、estrogen(卵胞ホルモン)という女性ホルモンの分泌が非常に悪くなっているということで、余り分泌されない状態では骨のカルシウムが失われたりします。
激しいスポーツなどをされると場合によっては骨のカルシウムの低下からいろいろな障害が出てくることもあります。
1年12回でなくてもよろしいですから、時々病院に行って生理が来るようにホルモン剤のお薬をもらわれてください。
胸が小さくなってしまったとかいうようなことはそれほど心配はいりません。
ホルモンが分泌されるようになればある程度元に戻ってきます。
いわゆる月経前症といわれる物に該当しますね。
一つには体の水分を利尿作用のある薬で減らすことによって改善する可能性もあります。
しかし主に精神神経症状が出ているので、抗うつ剤のSSRIと呼ばれるパキシル、デプロメールなどが著効をあげることが多いので日常生活に差し支えるようなら婦人科を受診されるのがよいと思います。
この場合には卵胞ホルモンに加えて黄体ホルモンが作用したために、体に水分が貯留しているのが主な原因と思われますので、利尿剤(アルダクトン、ラシックス、五苓散、柴苓湯など)が効果を発揮します。