院長のひとりごと

2017.08.20更新

昨日の朝、いつものように犬の散歩に行った際に気がついたのですが、通り過ぎる家の木から聞こえてきていたミンミンという蟬の鳴き声が全く聞こえないのです。果てと思って近くの神社の方に耳を澄ましましたが、ミンという鳴き声も聞こえません。不気味なほど静かでした。はてね?どうしたことだろうと思いました。そして夜のことです暗くなって10時頃に外に出ると向かいの家の草むらから秋の虫の音が聞こえるではないですか、そこで初めて、そういえば今年の立秋は7日でもう過ぎているのだなあと合点がいきました。今年は天候が不順で、晴れかと思っていても、突然黒い厚い雲が垂れ込めてきてあっというまに豪雨になったりで、昔のような典型的な夏という天候になりません。そんなこともあって立秋などと言うこともすっかり失念しておりました。最近の天候はまるで熱帯雨林地帯のようで、スコールのような雨の降り方です。以前は全く耳にもしなかった線状降雨帯などというものもよく発生してあちらこちらに被害をもたらしています。なんだか自然を破壊し続けて発展してきた人間の文明が、とうとう地球の自然の歯車を壊してしまったのではないかと考えてしまいます。地球の温暖化についても、温暖化は起こっていない嘘っぱちだという意見もあるでしょうが、工業地帯の工場など明らかに人が際限なく作り出している炭酸ガスが増え続けるのを阻止する必要はあるのではないでしょうか、自分のところの経済状態さえ良くなれば良いと主張しているどこかの大統領を見ていると悲しくなります。心を落ち着かせてくれる草むらで鳴く虫の音が聞こえなくなる時代は来て欲しくはないですね。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2017.07.18更新

7月17日は海の日の祝日でした。夏のレジャーは海・山などと昔から言われていましたが、最近の海水浴にも変化があるとニュースが言っているのを見ていて成る程と思いました。若者の海水浴離れが進んでいるのですね。日焼けや、砂がなかなか落ちずに残ったり、シャワー後にも残るベタベタ感などが嫌われているんだとか、そういえば私もそういうことがあって、子供の頃に親に連れて行ってもらって以来行ったことはないないですね。更には各地の海水浴場から砂浜が消えつつあるというニュースもありました。海岸に自然に絶えず供給される砂が川の護岸対策や海の防波堤の設置などで砂が海に持って行かれるばかりなのだとか、海岸に砂ではなくてゴロゴロ石が転がっている海岸の画像を見てちょっとびっくりしました。変わって若い人達には夜のプールが人気が出てきているんだとか、都市部のプールの周りの夜景と一緒に写真を撮ってインスタグラムなどに上げるのが人気なのだそうです。そういえば私も中学生くらいの頃に親に連れられて夜のプールに行ったことが何度かありました。私の父は新しもの好きだったので、昔丸太町の辺りだったと思うのですが、藤田観光のホテルがホテルがあってその夜のプールに何度か行った覚えがあります。今の名古屋キャッスルにも昔はそういうプールがあって行った覚えもあります。何となく半世紀前のはやりが再び注目され始めているんだなあと面白く昔の事を思い出しました。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2017.07.11更新

4日前に蝉が羽化しているのを見つけました。オヤ?!もう出てきたのかなと思いましたが、そういえばこのところ暑い、ジリジリと肌が焼ける様なお日様の日射しが照りつけているなあと納得しました。でも夏の盛りに聞こえてくる、お向かいのお庭の木から聞こえてくる蝉時雨はまだ全然聞こえてきません。しかし近くにある神社の木々からは蝉時雨が聞こえてきます。夏ももうそこまで来ているようだなあと感じざるをえません。♪蝉が鳴いたら夏が来た、ラッシュラッシュのものすごさ、満員電車に揺られ揺られて、袖がちぎれてこの通り、セミセミ東レセミシリーズ♪と言う歌がこの時期になると頭に浮かんできます。この歌をご存じの方は私と同じ年代の方ですね。今でこそ当たり前に目にする半袖のカッターシャツが初めて世の中に出てきたときのコマーシャルソングなんですよね。それまでは夏でもカッターシャツは長袖とされてきていたのですが、これ以降半袖が認められていったのですね。さて、蟬という漢字は不思議だなあと思っていたので調べてみたら、虫という字に單という薄く平らという意味とかブルブルと震えるという意味の漢字がくっついたものらしいですね。成る程と思う反面以外とつまらない結末で、もう少し面白い由来があるのかと思っていたので少し残念でした。昔はそこかしこで、聞こえないところはないくらい鳴きすだいていたものですが、現在では道路は舗装されてしまい、土が1年中見えているという景色が少なくなり、蟬が地中で過ごして出てこられる場所が限定されてしまい、特定の場所でしか蟬時雨が聞こえなくなりましたね。こういう土の地面の面積がほとんどなくなってきていることと夏の異常な暑さと無関係ではないでしょう。埃が舞ったり、でこぼこに足を取られて転んで怪我をするような事は少なくなり、良いこともあるのですが、生活範囲から自然がいつの間にかどんどん消え去っているのはちょとさみしい気もします。こんなことを書いて2-3日放っておいたらば周りのおうちの庭の木から蟬の鳴き声が今日急に聞こえるようになりました。もう夏ですね。

 蝉の殻

 

 

 

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2017.07.08更新

今年は久しぶりに七夕でお天気が良かったですね。寝る前の12時過ぎに夜空を眺めてみました。本当に久しぶりでした。残念なことはお月様がくっきりと浮かび上がっていて、その光りが邪魔をしていたことでしょうか。ベガ、アルタイル、デネブの夏の大三角を見ながら天の川の星々を7×15の双眼鏡で見てみるとデネブ(お尻という意味ですが)のあたりを流れる天の川の星々にあれこれ思いを馳せてみました。昔の人は織り姫様と彦星との、年に一度の逢瀬などとなんとロマンチックなことをかんがえたのでしょう。子供の頃は笹に短冊を願い事を書いて吊したりしましたが、作っているときはテンションが上がってたのしいのですが、1日経つと楽しかった昨日が急に色あせて見えたりしたものです。今では笹を手に入れるのも大変そうですが。でも幼稚園児などが七夕の笹を持って帰るところを見たりすると微笑ましいですね。
 地球外に地球と同じような環境を持つ星が何個か存在するという発表もされています。どこかに生命が誕生している可能性もあるのでしょうね。光り輝いているお月様も夜見るとお日様の照り返しで輝いているとは思えない明るさです。それでいて人間なるものが誕生して進化して今に至るまでほとんど変わらぬ姿で夜空に輝き続けていたと思うと現在のあれやこれやの悩みなどは取るにたらない、ちっぽけなことなんだなあと心が安まる気がしました。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2017.03.21更新

以前月曜から夜更かしという番組のことを書いたのですが、今日再び見ていて感じたのが、大分内容が低俗化しているし、ウィットも感じられないと言うことですね。各県の人にイラッとすることをわざと聞くというコーナーがありましたが、内容を見ていて、明らかに東京に住んでいる番組を作っているスタッフが他の県に住んでいる人を馬鹿にしているという気持ちだけが感じられ見ていて不快でしたね。今までにも似たような構成がありましたが、まだ視聴率のためにわざと面白く取り上げているというインタビュアーのインタビュイーに対する心遣いが感じられたのですが、今回の構成はそういうものが全く感じられず、東京に住んでいるぞという何の意味もない優越感で馬鹿にしているとしか写らない映像でした。こんな番組構成を続けていると見なくなる人が増えるでしょうし、そうでなくても、たまたま見つけた面白そうなキャラの桐谷さん、フェフ姉さん、ジャガーさんなどに頼りきりの新鮮味のない番組構成でこの番組もそろそろ終焉かなと感じましたね。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2017.01.27更新

孤独のグルメというテレビ番組をご覧になったことがあるでしょうか?私は10時過ぎに帰って遅い夕食を取って風呂に入ってぐたっとリラックスしているときに夜も更けた時間に放映していたのです。2度ほど見ておもしろさに引き込まれて、翌日の睡眠不足を招いた番組です。主人公というか、メインで動くのは松重豊さん一人なんです。サラリーマンが仕事であちらこちらの不慣れな土地に行ってお昼を食べるという話だけなのですが、ランチなどを頼んで周りの人の食べているものや運ばれてきたランチの内容について心の中でしゃべりながら美味しいという表現をするのですが、これが見ていて面白い。別に高級料理ではないのですが、ものそう極美味しそうに演技するのです。その演技のうまさに引き込まれてしまうのです。最後まで見ていて、元々は漫画らしいのですが、漫画はさておきバイプレーヤーである松重さんがすごいんですね。全然知らなかったのですがシリーズの5まで来ているらしいですねえ。実に面白いです。ただこれをゴールデンの時間帯に放送されてもどうかなあと思うのです。深夜時間帯に放映しているところがいいんですよ。ぴったり合うんです。まあお暇がありましたらご覧になってください。ただし翌日寝不足になっても知りませんが。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2017.01.16更新

このところ寒いですねえ久しぶりに雪が積もりましたね。大学入試センター試験の日だったことも有り受験生は大変だったと思います。お休みの日だったこともあって、朝家の前の雪かきの 雪で雪だるまを作ってみました。

yukidaruma

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2016.12.22更新

いやあ、今年のアレルギーは酷いです。秋頃からおかしいなあと思っていたのですが、ずっーと酷いままですねえ。秋に軽いものは出ることもありましたが、すぐに治まっていたのですが今年はずーっとです。また、早めに出てくる歳は1月の終わり頃からおかしい事もあるのですが、どうも今年は秋から春に繋がって言ってしまいそうです。鼻のみで無く喉の調子も悪く患者さんにご迷惑をおかけしております。単純に花粉がという感じでは無さそうな気がします。PM2.5か何かがとんでいるのでしょうか??診療中に見苦しくてご迷惑をおかけしておりますが、ご勘弁ください。m(_ _)m

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2016.09.28更新

 核移植で人間の新生児が誕生したというニュースが駆け巡っていますね。とうとう誕生したかという印象ですね。この技術は畜産関係では知られた技術で、私も20年くらい前にJack Cohenの講習会で牛の卵を使って細胞質のミトコンドリアの移植と一緒に行ってみましたが、こういうことも将来可能になるのかあと思いました。それからそれ程立たないところでサンフランシスコで行われたアメリカの不妊学会で核移植をして妊娠反応が出たとか言う発表の抄録を見ましたが、実際には発表されなかったので恐らく初期の流産になったのかなと思っていました。それ以来この手の発表はされてこなかった(そう言った卵子を作成し受精させたというような発表は見かけましたが)のですが、とうとうそうやって出来た胚を移植して子供が誕生してきたかという思いです。
 3人の遺伝子の混在するというタイトルが付いていたので何かなと思いましたが、ちょっと表現がおかしいですね。そういう言い方をするのなら普通の妊娠でも2人の遺伝子が混在するということになりますから卵子が本来持っているミトコンドリアと異なるミトコンドリアではありますが、このミトコンドリアの遺伝子は一人歩きして働く遺伝子ではなく、母性遺伝とは言われていますが、どうもミトコンドリアも純粋な母性遺伝のみではないという説もありますので、推測ですがものすごく重大な異常が起こるようには思えません。

 このニュースいいのか悪いのかわかりませんね。ただ卵子の質がよくなくて細胞のエネルギーを生み出すミトコンドリア入れ替えるということで行ったということではなくて、ミトコンドリアに異常をきたす遺伝疾患を持った人に対してという大義名分はありますが......

投稿者: いくたウィメンズクリニック

2016.09.27更新

朝晩がめっきり涼しくなりましたが、まだまだ湿度は高く昼間は結構温度が上がりますね。桜の葉も黄色く色づいた葉が緑の葉に混じってくるようになりました。楠も葉の中に煉瓦色に色づいた葉が混じるようになりました。ああ、紅葉の季節が近づいてくるなあと思うのですが、紅葉はアントシアニンが蓄積して赤く色づく木々も綺麗ですが、鮮やかに黄色く色づく木々が赤く色づいた木と混じると一層美しいなあと感じます。100m道路の両脇の銀杏の木々が色づくのも壮観ですが、やはりこれに赤く色づいた木が混じると一段と引き立ちます。銀杏の葉というと、ちょっと前に認知症防止の効果があるということで日本から輸出されていましたね。銀杏は中生代から新生代にかけて繁殖した後ほぼ絶滅し、今となっては「生きる化石」ともいわれる樹木で、外国の植物に詳しい人が日本に来ると驚くのだそうです。ヨーロッパの木は日本から持っていった木が繁殖したものだとか。本体も葉っぱも日本から輸出されたのですねえ。日本ではごく普通に目にする樹木なのですがね。日本が育ちやすい環境だったのでしょうかね。もうすぐギンナンが落ちてきますよ。ちょっとくさいですが..... これも秋の香りでしょうか。

投稿者: いくたウィメンズクリニック

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