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2008.12.09 70歳の分娩
70歳の女性が体外受精治療で女児を出産したという記事が掲載されていましたが、一体何歳までこういう記録が続くのでしょうか。出産したいという女性の希望を叶える治療方法として存在しているのですが、妊娠出産する女性の健康を考えると怖い気がしてしまいます。様々な合併症を有する女性が妊娠をした場合妊娠の継続と分娩が女性の健康を著しく害するおそれがあるということで、以前大学で分娩を取り扱っていた頃に患者さんや家族の方たちと妊娠の継続について協議をしたことを思い出します。良いとか悪いとか一言では片づけられない問題なのですが、昔よく重大な合併症がある妊婦さんから「私は途中で死んでもいいから是が非でもお腹の子供を出産したい」と言われて医学的な出産の安全性と患者さんの強い気持ちとの狭間で困ったことを思い出します。貧富の差の激しいインドでの話なのできっとかなりの富裕層の方たちなのでしょう。30年近く前、まだ体外受精胚移植の治療が珍しく、私たちが勉強のために外国の講習会に行ったでもインドの女医さんがいて熱心に話を聞いたり質問をしていたりしていました。聞いてみると富裕層ではそういう治療を望んでいるのでそのために勉強に来ていると言っていましたが、今でもそうなのでしょうか。
投稿者 いくたウィメンズクリニック (00:24) | PermaLink
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