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2008.12.09 生命の起源
生命の起源はという問題は昔から科学者が研究を続けている大問題ですね。最初原始地球のメタンやアンモニアなど様々な物質が濃厚に貯留していたところに起こる雷などの放電がつくりだしたのではという説が話題になり、その後マーチンソン隕石に有機物質が存在したことから外の惑星から持ち込まれたとか、彗星内でバクテリアやウィルスが作り出されたなど様々な説が唱えられました。現在では海底深くのブラックスモーカーのような熱水を放出している部位での発生が考えられています。しかし最近日本の東北大学の研究チームが鉄や炭素や窒素などの物質を使って隕石の衝突の再現によりアミノ酸の発生に成功したと伝えています。私たちは不妊治療で新たな生命を作り出すことに励んでいますが、その大元の生命というものの発生の大問題は諸説紛々でまだまだ完全にはわかってはいません(最も説を唱えている方たちはそれが唯一の真実だと信じていると思いますが)。知りたいと思う反面、人間の様々な病気の原因と違って、完全にわかってしまわない方がロマンがあっていいなあとも思うのですが。こういう思いは科学的ではないですがもう少しだけ神の領域を残しておいて欲しいなあとも思うのです。
2008.12.09 70歳の分娩
70歳の女性が体外受精治療で女児を出産したという記事が掲載されていましたが、一体何歳までこういう記録が続くのでしょうか。出産したいという女性の希望を叶える治療方法として存在しているのですが、妊娠出産する女性の健康を考えると怖い気がしてしまいます。様々な合併症を有する女性が妊娠をした場合妊娠の継続と分娩が女性の健康を著しく害するおそれがあるということで、以前大学で分娩を取り扱っていた頃に患者さんや家族の方たちと妊娠の継続について協議をしたことを思い出します。良いとか悪いとか一言では片づけられない問題なのですが、昔よく重大な合併症がある妊婦さんから「私は途中で死んでもいいから是が非でもお腹の子供を出産したい」と言われて医学的な出産の安全性と患者さんの強い気持ちとの狭間で困ったことを思い出します。貧富の差の激しいインドでの話なのできっとかなりの富裕層の方たちなのでしょう。30年近く前、まだ体外受精胚移植の治療が珍しく、私たちが勉強のために外国の講習会に行ったでもインドの女医さんがいて熱心に話を聞いたり質問をしていたりしていました。聞いてみると富裕層ではそういう治療を望んでいるのでそのために勉強に来ていると言っていましたが、今でもそうなのでしょうか。
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