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2008.08.11  代理出産児の出国不可

インドで日本人の依頼により体外受精により代理出生した児が出国できない状態になっているというニュースが伝わってきています。理由は当初依頼した夫婦が離婚してしまい、元妻が引き取りを拒否したためとか。インドでの代理出産が多くなっていると言うことにも驚きましたが、やはりこういうことは夫婦の間のきちっとした話し合いがなされていないと起こりうる話で、起こるべくして起こったという気もします。引き取りを拒否したのは奥さんの卵子が使われていなかったため出生した児には自分の遺伝子がつながっていない、つまりある意味赤の他人であるということだと思います。自分の遺伝子も伝わっているわけでもなく、自分が生んだということもない子供を確かに愛着を持って引き受けると言うことができないと言うことも理解できないこともありません。申し込みをしたときどういう話し合いだったのかしるべ区もありませんので、安易にこれを批判できるものではありませんが、体外受精胚移植という不妊治療がさらに夫婦の間という一つの範囲を超えるときに生じる可能性が高くなる一つの弊害でもあるでしょう。最も通常の体外受精治療でも起こらないとは言えないことですし、夫以外の精子を使っての人工授精ですらこういうことが起こりえるのではないかと私は心配しています。

投稿者 いくたウィメンズクリニック (00:59) | PermaLink
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